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ETCマイレージと深夜割引は必要?30%の仕組み・併用・注意点を初心者向けに解説

ETCマイレージと深夜割引(30%)は併用できる?——本記事は、両者の関係と使い分けを初心者向けにやさしく解説。

必要な登録手順、対象時間と判定の考え方、ポイント付与の流れや計算例、対象外路線や注意点までを一気に把握。開始時期が未定の見直し案の要点も確認し、高速料金のムダを賢くカット。

 

結論と全体像|両者の関係と使い分け

深夜割引は「0〜4時に対象道路をETCで走ると30%オフ」という“その場割引”が現行ルールです。

一方、ETCマイレージは「支払額に応じてポイントが翌月20日に付与→還元額に交換して通行料に充当」する仕組みです。

 

結論として、深夜割引の適用自体にマイレージ登録は不要ですが、登録しておくと割引後の支払額にポイントが付くため、長距離・利用頻度が高い人ほど実質負担をさらに下げられます。

将来の「後日還元型」見直しが本格化した場合にも、マイレージ登録済みだと移行がスムーズです。

例として、0時30分に対象区間を走れば、その場で30%オフ→残額にポイントが付与され、貯まったポイントは還元額として使えます。

【こんな使い分け】

  • 月数回の短距離走行→現行は「深夜割引だけ」でも十分。登録すれば少額でもポイント上乗せ
  • 深夜の長距離が多い→深夜割引+ポイント蓄積で実質負担を継続的に低減
  • 平日朝夕割引も視野→マイレージ登録が前提なので早めの登録が安心

 

今すぐやること(初心者向け)
  • ETCマイレージに無料登録→ポイントは翌月20日に走行ごと付与
  • 現行の深夜割引は0〜4時・その場30%オフをまず活用
  • 対象外路線の確認→京葉・第三京浜・横浜新道・横浜横須賀など

 

0〜4時・30%適用の基本

深夜割引は、毎日0〜4時に対象区間をETC無線通信で走行した分が30%オフになります。判定は「料金を支払う単位ごと」に時刻で判断され、0〜4時に該当する区間だけに割引が入ります。

対象はNEXCO各社の高速国道と一部の一般有料道路で、京葉道路・第三京浜道路・横浜新道・横浜横須賀道路などは対象外です。

車種は全車種が対象、回数・距離の上限はありません(※一部例外路線あり)。平日朝夕割引と重複条件を満たす場合は深夜割引が優先され、平日朝夕割引はカウント対象にもなりません。

 

項目 内容
時間帯 毎日0:00〜4:00(その場で30%オフ)
判定方法 料金所・料金単位ごとに通過時刻で判定→該当区間のみ割引
対象道路 NEXCO各社の対象区間+一部一般有料。京葉・第三京浜・横浜新道・横浜横須賀などは対象外
併用関係 深夜割引と平日朝夕割引は重複適用なし(深夜が優先)。大口・多頻度割引やマイレージのポイント付与は可

 

【確認ポイント】

  • 0時前に入っても、0〜4時にかかった区間だけ割引→ルート上の料金所時刻に注意
  • 均一区間はその料金所の通過時刻で一括判定→0〜4時通過なら当該区間全体に適用
  • 平日朝夕の条件も満たす場合→深夜が優先、平日朝夕の回数カウントも非対象

 

対象外や例外に注意
  • 京葉・第三京浜・横浜新道・横浜横須賀などは対象外→事前に路線を確認
  • 判定は区間単位の時刻で行われる→全行程が自動で30%になるとは限らない

 

見直し案の位置づけと最新動向

深夜割引は「22〜5時に拡大・時間帯走行分のみ割引・後日還元型(マイレージ/コーポレート)・上限距離の設定」などへの見直し方針が公表されています。

上限距離は、時間当たりの想定走行距離を用いて算定する案が示されており、長時間走行の割引が過度に大きくならないようにする考え方です。

 

ただし広域のETCシステム障害の影響で実施時期は再延期となり、開始時期は未定です。均一区間は見直し後も対象路線の扱いは変わらず、料金所を22〜5時に通過すれば当該区間全体に後日還元が入る設計案です。

実務面では、マイレージ登録を済ませ、付与・充当の流れ(翌月20日付与→還元額交換→通行料充当)を把握しておくと安心です。

移行に向けた備え(いま出来ること)
  • マイレージ登録と会員ページの利用確認→付与日・明細の見方を把握
  • よく使うルートで「22〜5時通過」の料金イメージを事前試算
  • 公式発表の再開時期を定期チェック→開始前後の一時的な運用差異に留意

 

深夜割引の基礎|時間・対象・判定

深夜割引は、毎日0:00〜4:00にETC無線通信で対象区間を走行した分が30%割引になる制度です。

対象はNEXCO3社が管理する高速国道や一部の一般有料道路で、車種は原則すべて対象、回数や走行距離の上限もありません(対象外路線あり)。

 

判定は“料金を支払う単位ごと”に時刻で行われ、均一区間では料金所の通過時刻、対距離区間では0〜4時にかかった走行分が判定対象になります。

平日朝夕割引・休日割引と重複した場合は、割引率が高い方が適用され、深夜割引と平日朝夕割引の条件を同時に満たすと深夜割引が優先されます。

 

NEXCO以外が管理する道路をまたぐときは、各道路で個別に時間判定される点にも注意してください。

実務上は、0時前後の料金所通過時刻や、均一区間の取り扱いを把握しておくと取りこぼしを防げます。

 

項目 基準 補足
時間帯 毎日0:00〜4:00 この時間に該当する走行分のみ割引
判定方法 料金所/ETCアンテナの通過時刻 均一区間は料金所時刻で一括判定
対象車種 原則すべて(大型等含む) 一部路線に個別の取扱いあり
重複適用 より高い割引を優先 深夜と平日朝夕は重複なし

 

活用のコツ
  • 0時前後の料金所時刻を意識→均一区間は通過時刻で一括判定
  • 他社(公社等)路線との乗継は道路ごとに時間判定
  • 夜間の長距離は休憩計画も含め早めに経路確認

(判定方法・適用条件の根拠)

 

対象道路と対象外の範囲と代表例一覧

対象は、NEXCO東日本・中日本・西日本が管理する高速国道に加え、一部の一般有料道路です。大都市近郊区間も対象に含まれます。

一方で、管理主体や料金体系の違いにより深夜割引の対象外となる路線もあります。代表例として、京葉道路、第三京浜道路、横浜新道、横浜横須賀道路、関門トンネルなどは深夜割引の対象外に明記されています。

 

実際の適用可否は、区間や管理主体、均一区間か対距離区間かで異なるため、よく使う路線の対象状況を事前に確認しておくのが安心です。

NEXCO路線と他社路線を連続走行する場合は、それぞれの道路で時間判定が行われ、対象外区間は割引にならない点にも留意しましょう。

 

区分 対象の例 対象外の例
高速国道 NEXCO管理の高速自動車国道
一般有料 一部の有料道路(各社公表の対象表) 関門トンネル ほか
都市近郊 大都市近郊区間(NEXCO管理) 京葉・第三京浜・横浜新道・横浜横須賀

 

路線ごとの確認ポイント
  • 対象外路線を経由すると、その区間は割引にならない
  • 均一区間・対距離区間で判定方法が異なる
  • 最新の対象一覧は公式ページ・PDFで確認

 

適用判定の基準と時刻の考え方

深夜割引は「時間帯に該当した走行分」に対して適用されます。対距離区間では0〜4時に走った距離相当が割引対象です。

均一区間(1回の通行で料金が決まる区間)では、料金所の通過時刻が0〜4時に該当すれば、その均一区間全体に割引が入ります。

 

本線料金所があるICでは、本線料金所の通過時刻が入口(または出口)時刻として扱われます。近畿道・第二京阪などフリーフローアンテナを使う路線では、入口・出口・本線の通信記録で時間判定を行います。

NEXCO管理路線と他社路線を乗り継ぐ場合は、支払い単位ごとに時間判定され、深夜帯に当たらない区間は割引対象外です。

渋滞等の理由で条件を満たさない場合は適用されないため、0時前後の通過時刻を逆算した走行計画が有効です。

時刻で迷わないためのコツ
  • 均一区間→料金所の通過時刻が0〜4時かを最優先で確認
  • 対距離区間→経路内の0〜4時該当部分のみが対象
  • 本線料金所あり→その通過時刻が入口(出口)時刻の扱い

 

割引率30%と回数制限なしの基本

深夜割引の割引率は一律30%で、毎日0〜4時の走行に適用されます。割引はETC無線通信が前提で、ETC車載器を装着せずにETCカードで支払った場合は対象外です。

走行距離・曜日・回数に制限はなく、長距離や高頻度の夜間走行でも適用されます(ただし対象外路線は除く)。

 

また、平日朝夕割引・休日割引など他の時間帯割引と同時に条件を満たす場合は重複適用にはならず、割引率が高い方が適用されます。

深夜割引と平日朝夕割引の条件を同時に満たすケースでは、深夜割引が優先され、平日朝夕割引のカウント対象にもなりません。

実務では、0時を跨ぐ前後の通過時刻を押さえつつ、対象外路線の有無や乗り継ぎ時の判定単位を確認しておくと、取りこぼしなく割引を受けられます。

適用外になりやすいケース
  • ETC無線通信なし(車載器未装着・未通信)→時間帯割引は不適用
  • 他社路線の区間→深夜割引の対象外になる場合あり
  • 重複条件を満たしても割引は高い方のみ→期待どおりの合算にならない

 

ETCマイレージの基礎|登録と還元

ETCマイレージは、高速道路の通行料金の支払額に応じてポイントが貯まり、一定量に達すると自動的に「還元額(無料通行分)」として充当される無料サービスです。

登録は任意で、深夜割引(0〜4時・30%)の適用自体に登録は不要ですが、登録しておくと「割引後の支払額」に対してポイントが付与されるため、実質的な負担をさらに下げられます。

 

ポイントはカード単位で貯まり、還元額もカードごとに充当されます。申込はオンラインで完結し、年会費や手数料はかかりません。

登録後は会員ページでポイント残高・還元額・利用明細を確認でき、家計管理や経費精算の可視化にも役立ちます。

夜間の長距離運転が多い人や、出張・レジャーで高速を使う回数が多い人ほどメリットが大きく、深夜割引と組み合わせることで「当日割引+後日還元」の二段構えの節約が可能になります。

こんな人に向いている
  • 深夜帯の長距離・高頻度の利用が多い→割引後の支払額にポイントが上乗せ
  • 出張・レジャーで月数回以上の利用→自動で還元額化され、手間なく節約
  • 家計・経費を見える化したい→会員ページで残高と履歴を一括管理

 

無料登録の流れと必要なもの

登録は数分で完了します。公式サイトの申込フォームで会員情報を入力し、ETCカード番号を登録すれば準備完了です。登録費用はかかりません。

基本的には「ETCカードごと」にポイントが貯まるため、よく使うカードを優先して登録すると運用がシンプルです。

 

登録完了以降の走行がポイント付与の対象になり、貯まったポイントは所定の単位で自動的に還元額へ交換されます。

車両の入替えやカード更新時は、会員ページから情報を変更できます。連絡先メールを登録しておくと、ポイントや還元額の反映を見落としにくくなります。

 

項目 内容 補足
費用 無料(年会費・事務手数料なし) 登録後すぐに利用開始可
必要なもの ETCカード番号/会員情報(氏名・住所・メール等) 本人名義のカード登録が基本
紐づけ カード単位でポイント・還元額を管理 カードを複数使う場合はカードごとに登録
開始時期 登録完了後の走行からポイント付与対象 過去分の遡及付与はなし
管理 会員ページで残高・明細・各種変更 メール通知設定で見落とし防止

 

登録時の注意ポイント
  • ETC無線通行が条件→現金・クレジット現地払いは対象外
  • カードを更新・再発行したら情報の差し替えを忘れずに
  • 家族カードなど名義が異なる場合は規約を要確認

 

ポイント付与と還元額の仕組み

ポイントは、各種割引(例:深夜割引30%)が適用された後の「実際の支払額」に基づいて付与されます。

付与率や交換単位は道路事業者や路線により異なり、貯まったポイントは所定のタイミングで自動的に「還元額(無料通行分)」へ交換され、以降のETC走行時に自動充当されます。

 

還元額は現金払いの割引ではなく、通行料金の一部を相殺するイメージです。会員ページでは、ポイント残高・還元額・利用明細が確認でき、家計簿アプリ等と併用すれば、毎月の交通費の可視化と予実管理がしやすくなります。

ポイントの有効期限は原則として期限管理があるため、長期間の未使用で失効しないよう、定期的な走行やルート計画で消化を促しましょう。

仕組みの要点(覚えておくと安心)
  • 付与対象は「割引適用後の支払額」→割引とポイントを二重取り
  • ポイントは一定量で自動的に還元額へ交換→次回以降に自動充当
  • 道路事業者ごとに付与率・交換単位が異なる→会員ページで確認
よくある勘違いを回避
  • 当日の料金が即時ゼロになるわけではない→還元は次回以降に充当
  • 現金・非ETC通行は付与対象外→ETC無線通行のみ対象
  • 複数カードのポイントは基本合算不可→カード単位で管理

 

深夜割引併用時のポイント計算例

ここでは仕組み理解のための仮定値を用いた例を示します(付与率・交換単位は路線により異なるため、会員ページで必ずご確認ください)。

たとえば、通常料金6,000円の区間を0:30にETCで走行し、深夜割引30%が適用されると、支払額は4,200円になります。

この「4,200円」をベースにポイントが付与され、累計ポイントが所定の単位に達すると自動的に還元額へ交換され、以降の走行に充当されます。

 

項目 内容(例) 解説
通常料金 6,000円 対象区間の通行料金(割引前)
深夜割引 30% → 1,800円値引き 0:00〜4:00の該当走行に適用
支払額 4,200円 この金額がポイント付与の基準
ポイント付与 仮に10%=420ポイント 理解用の仮定。実際の付与率は路線等で異なる
還元額 所定ポイント到達で自動交換 次回以降のETC走行に自動充当

 

【確認ポイント】

  • ポイントは「割引後の支払額」に対して付与→深夜割引との“二段活用”が可能
  • 有効期限に注意→長期間の未使用で失効リスクあり
  • 家族や社用でカードを分けている場合→カード単位で別管理

 

活用のヒント(計画で差がつく)
  • 深夜帯に走るルートを優先→当日割引+後日還元で実負担を圧縮
  • 会員ページで付与・交換のサイクルを定期確認→無駄なく充当
  • ETCカード更新時は登録情報を速やかに変更→取りこぼし防止

 

併用の考え方|ポイント付与の流れ

深夜割引とETCマイレージは同時に活用できます。現行の深夜割引は「当日その場で30%オフ」、ETCマイレージは「支払額に応じてポイントが貯まり、後日“還元額(無料通行分)”として充当」という仕組みです。

順番は、まず走行時に各種時間帯割引(深夜割引など)が適用され、割引後の支払額が確定します。次に、その支払額を基準にポイントが付与されます。

 

貯まったポイントは毎月の所定日時に還元額へ交換され、以降の走行で自動的に料金に充当されます。

これにより「当日割引+後日還元」の二段構えで負担を下げられます。家計管理面でも、会員ページで付与・交換・充当の履歴を確認でき、出張やレジャーの費用把握に役立ちます。

【フローの全体像】

  • 走行→深夜割引などを適用→割引後の支払額が確定
  • 支払額に対してポイント付与→毎月所定日に還元額へ自動交換
  • 次回以降の走行で還元額を自動充当→不足分のみカード決済

 

段階 内容 確認ポイント
①割引 深夜割引など時間帯割引を先に適用 0〜4時の該当走行が対象。対象外路線は除外
②付与 割引後の「支払額」を基準にポイント付与 ETC無線通行のみ対象。現金・非ETCは対象外
③交換 ポイント→還元額(無料通行分)へ自動交換 毎月所定日。会員ページで残高と履歴を確認
④充当 次回以降の通行料金に自動充当 充当後の不足分のみカード請求。余りは繰越

 

併用で得するコツ
  • 深夜帯に走るルートを優先→当日割引+後日還元で実負担を圧縮
  • 会員ページで付与→交換→充当のサイクルを定期チェック
  • カード更新時はマイレージ情報の差替えを早めに実施

 

割引適用後の支払額ベースの付与

ポイントの基準は「割引後の支払額」です。つまり、深夜割引(0〜4時・30%)や休日割引などが先に反映され、その残額に対してポイントが計算されます。

現金払い・非ETC通行は対象外で、ETC無線通信で決済された走行のみが付与対象です。対象道路や付与率・交換単位は道路事業者ごとに異なるため、会員ページの明細で毎回の付与実績を確認しておくと安心です。

 

家族や社用でカードを分けている場合は、カード単位でポイント・還元額が管理されるため、よく使うカードを優先登録すると取りこぼしを防げます。

実務では、月末・20日などの交換タイミングを意識し、長距離走行を前後に分散させると、還元額の充当機会を増やせる場合があります。

ポイントが付かない/少なくなる例
  • ETC無線通行なし(現金・係員払いなど)→付与対象外
  • 対象外路線のみの走行→付与対象外
  • 割引前の金額を基準と誤解→実際は割引後の支払額が基準
チェックしておきたい設定
  • 会員ページのメール通知→付与・交換・充当の見落とし防止
  • カード更新・再発行時の情報差替え→付与停止の未然防止
  • よく使う路線の付与率・交換単位→運用の最適化に活用

 

還元額の使われ方と充当の順番

ポイントは毎月所定日に自動で還元額へ交換され、当日0時以降の通行から自動的に充当されます。

充当の順番は、まず通行時点で適用される各種割引(深夜割引など)を反映し、その「割引後の料金」に対して保有する還元額を差し引きます。

 

還元額が料金を上回る場合は、その通行分は実質ゼロ円となり、余った還元額は次回以降に繰り越し。

還元額が不足する場合は、不足分のみがETCカードで決済されます。請求書の見え方は、還元額が適用された分だけカード請求が少なくなるイメージです。

 

ケース 条件 結果
A 割引後料金1,200円/還元額500円保有 500円を充当→700円のみカード請求
B 割引後料金420円/還元額500円保有 420円を全額充当→残り80円は次回へ繰越

 

【覚えておくと安心】

  • 充当は走行のたび自動で実行→手続き不要
  • 割引→還元額充当→カード決済の順に処理
  • 還元額はカード単位で管理→複数カードの合算は基本不可

 

つまずきやすいポイント
  • 「当日すぐにポイントで無料」ではない→還元額は交換後に充当
  • 対象外路線や非ETC通行は充当対象外→区間・決済方法に注意
  • 交換日直後は充当が進みやすい→残高の把握をこまめに実施

 

見直し情報と備え|後日還元への準備

深夜割引は、将来的に「22時〜5時の走行分のみ割引」「ETCマイレージ/コーポレートカードで後日還元」「上限距離の設定」などへ見直す方針が公表されています。

均一区間は料金所の通過時刻で判定、対距離区間は時間帯に該当する走行分のみが対象という考え方です。

 

激変緩和として「22時台に流出した走行分は約20%相当」「5時に流入した場合は対象外」といった取り扱い案も示されています。

一方、2024年末の延期決定に続き、2025年5月28日に再延期が公表され、開始時期は未定のまま。現行の「0〜4時・その場で30%引き」が継続中です。

運用が切り替わると請求は原則「後日還元」方式になるため、事前にマイレージ登録・明細の見方・充当タイミング(月内利用→翌月20日付与→自動充当)を押さえておくと安心です。

いま知っておきたい要点
  • 現行は0〜4時・その場30%割引→見直し後は後日還元型へ
  • 22時〜5時案・上限距離・22時台流出の約20%は公表済みの骨子
  • 開始時期は未定→公式の最新発表とシミュレーションを定期確認

 

22時〜5時案と開始時期の最新状況

見直しの骨子は「適用時間帯の拡大(22時〜5時)」「時間帯に該当した走行分のみ割引」「後日還元型への変更」「上限距離の導入」などです。

2024年12月25日に高速道路会社3社は、当初の年度末開始予定を「2025年7月ごろ」へ延期すると発表。

 

その後、2025年4月の広域的なETCシステム障害を受けてシステム整備が一時中断され、5月28日に「7月開始は困難、開始時期は改めて通知」と再延期が公表されました。

現時点では開始時期は未定で、当面は現行ルール(0〜4時・その場30%)が続きます。最新の運用開始情報は、NEXCO各社の公式発表での更新を確認してください。

 

時期 発表内容 ポイント
2024/12/25 開始時期を「2025年7月ごろ」へ延期 システム整備の遅れが理由
2025/5/28 7月開始は困難→開始時期は未定に 広域ETC障害対応で一時中断
現在 現行の0〜4時・その場30%を継続 切替時期は公式の後日発表待ち

 

料金表示の変更点と理解

見直し後は「後日還元型」に変わるため、通行当日の料金所表示やカード請求は原則“通常額”のままです。

月内の走行実績に応じて、翌月20日にETCマイレージの「還元額(無料通行分)」が付与され、以後の走行時に自動充当されます。

 

平日朝夕割引と同様に、還元額はカード請求書面に直接は出ず、会員ページで残高・充当履歴を確認する運用イメージです。

見直しの骨子では、均一区間は料金所の通過時刻が22〜5時に該当すれば当該区間に還元、対距離区間は時間帯に該当した走行分のみ還元、22時台に流出した分は約20%相当、5時流入は対象外といった取り扱いが示されています。

移行後は「当日表示=割引後額」とは限らない点を把握しておきましょう。

表示まわりで混乱しやすい点
  • 当日は通常額表示→翌月20日に還元→以降の走行で自動充当
  • 還元額はカード請求に直接は出ない→会員ページで確認
  • 22時台流出約20%、5時流入は対象外→時間境界の通過時刻に注意

 

今からできる準備項目のチェック一覧表

切替後に慌てないための事前準備を、実行しやすい粒度で一覧化しました。

マイレージ登録・通知設定・対象外路線の把握・ルートの時間調整・明細確認のルーティン化・法人の運用方針整備(コーポレートカード)などを、月次で点検しておくとスムーズです。

シミュレーターを使えば、見直し後の概算影響を事前に把握できます。

 

項目 実施内容 確認の目安
マイレージ登録 ETCカードを会員登録し、ID・PWを保管 翌月20日の付与メール受信を確認
通知設定 付与・充当・有効期限のメール通知をON 毎月20日以降に残高通知が届くか確認
対象外路線の把握 京葉・第三京浜・横浜新道などの扱い確認 よく使う路線の対象/対象外をメモ
時間境界対策 22時台流出・5時流入の取り扱いを周知 出発/到着時刻の計画に反映
明細の可視化 会員ページで付与→還元→充当を月次確認 家計簿・経費精算と突合
試算の実施 公式シミュレーターで概算影響を試算 主要ルートを複数案で比較
法人運用 コーポレートカードの利用方針を整備 部署別/車両別の管理方法を明確化

 

チェックしておくと安心
  • 月末→翌月20日のサイクルをチームで共有
  • 対象外区間/時間境界の注意事項を運転手に周知
  • 開始時期の公式発表をブックマークして定期確認

 

まとめ

両者の関係と使い分けを理解すれば、深夜割引で支払額を下げつつ、ETCマイレージで還元を重ねる運用が可能。

まずは無料登録とカード区分の確認、走行時間・対象路線のチェック、支払後のポイント反映の見直しをルーティン化。見直し案の最新情報は公式発表を定期確認し、無理なく節約を継続。