ETCマイレージの申込はどこから始め、何を用意し、どう入力・確認すればよいか──本記事は「オンライン申込の流れ」「（参考）書面手続の扱い」「必要書類・控えの作り方」「入力/転記のコツ」「到達確認と処理日数」を一気に整理します。
車載器管理番号（19桁）の正確な控え方、迷惑判定を避けるメール設定、同封漏れ防止チェックも付属。会社員でも平日夜に短時間で完了できる実践手順で、ミスと手戻りを最小化します。なお、新規の郵送申込は終了しており、現在の新規はオンライン申込のみです（以下では、変更・照会などの書面手続については参考として記載します）。
目次
申込書の入手方法と入手先の比較
ETCマイレージの新規登録はオンライン申込が現行の標準です。紙の様式は、登録カード変更やID/パスワード照会などの書面手続で利用するPDFが中心で、新規登録に用いる申込書の郵送受付は終了しています。
オンラインは即時性に優れ、入力完了後は通知メールやマイページで進捗を把握できます。
いっぽうで、名義・住所・車両情報の変更など一部の手続では、所定の様式を印刷して提出する運用が残るため、印刷・封入の基本も押さえておくと安心です。
平日夜に動けない会社員は「今夜オンライン入力→記録保存→週明けに到達確認」という直線フローにすると時短です。
書面様式を使う変更・照会時は、在庫や配布有無を確認し、当日は黒ボールペンや封筒・切手まで準備して一気に進めると差し戻しを防げます。
| 入手方法 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| オンライン申込 | 新規はこれが前提。郵送不要で進捗も可視化。 | PC/スマホ操作に慣れている/早く登録したい |
| PDF様式のWeb印刷（変更・照会） | 最新版を自宅/職場で即印刷。提出先は様式指示に従う。 | 登録カード変更/ID・PW照会など書面手続が必要 |
| 配布物の受取（案内/記入例等） | 窓口で注意点を確認できる場合がある。新規申込書の郵送受付は終了。 | 印刷環境がない/対面で確認したい |
- 急いで登録→オンライン申込で即時進行
- 登録内容の変更・照会→PDF様式を印刷して提出（必要時）
- 平日夜しか動けない→オンライン入力→週明けに到達確認
Web印刷の方法と入手の注意点
Web印刷の強みは最新版の様式や記入例を確実に使えることです。A4等倍で印刷し、切り取り線や両面指定があれば案内どおりに出力します。
印刷前に用紙サイズ（A4）、拡大縮小（等倍/100％）、両面有無、余白を確認し、薄いグレーの記入枠が潰れない画質にします。用紙は普通紙で十分ですが、にじみを避けるため濃度は標準〜やや濃い目を推奨。
印刷後は三つ折りの折筋が記入欄にかからないようにし、必要書類（変更・照会時に必要な控え等）と一緒に仕分けします。プリンターがない場合は、コンビニのマルチコピー機でPDFを印刷しても体裁は整います。
- 様式/記入例の最新版を保存→A4・等倍で印刷
- 両面/切り取り線の指示があれば順守
- 印刷直後に汚れ・かすれ・欠損を点検
- 封筒・切手・黒ボールペンを同時に準備（提出が必要な手続のみ）
- 縮小印刷で枠外に記入→読取り不良の原因
- 旧様式の使い回し→差し戻しの可能性
- 写真用紙・光沢紙→筆記不良やにじみ
配布場所での受け取り方法の手順
配布物（案内・記入例等）の入手は、窓口で記入上の注意を確認できる点が利点です。想定される配布先は、高速道路のサービスエリア/パーキングエリア、料金所の案内所、関連窓口などです。
訪問前に配布物の有無と対応時間を確認し、当日は黒ボールペン、身分証、ETCカードの名義確認ができるものを携行します。受け取ったら、その場で記入例をチェックし、車載器番号（19桁。ETC車載器管理番号）や車両番号の控えを照合します。
提出が必要な手続の場合は、帰宅後すぐに封入・投函できるよう、封筒・切手を事前に用意しておくと作業が一続きで終わります。
| 項目 | 手順/持ち物 | ポイント |
|---|---|---|
| 事前確認 | 配布物の有無/受付時間/場所 | 在庫切れ回避、無駄足防止 |
| 持ち物 | 黒ボールペン、身分証、ETCカード控え | その場で記入・照合が可能 |
| 受取後 | 記入例を確認→必要欄を下書き | 車載器番号・車両番号は控えと照合 |
- 配布終了や在庫切れに備え、事前連絡を推奨
- 天候・交通で訪問が遅れる場合は別日へ切替
- 記入ミスは現地で慌てず、帰宅後に清書
オンライン申込との違いと選び方
オンライン申込は、入力と確認が画面上で完結し、到達確認もメールやマイページで行えるため、最短で登録を進めたい人に適しています。書面様式は、新規ではなく変更・照会などの場面で活躍します。
選び方は「スピード」「手元に残す書類」「操作の得手不得手」で決め、迷ったら今夜はオンライン入力→必要時のみ様式印刷という二段構えが実務的です。
会社員は平日夜に準備、週明けに到達確認という運用にすると、差し戻しリスクを抑えつつ早く完了します。
| 方式 | メリット | 留意点 |
|---|---|---|
| オンライン | 即時性、進捗の可視化、郵送不要 | 入力ミスは即エラー。メール未着時は設定見直し |
| 書面（変更・照会） | 様式に沿って確実に依頼可能 | 郵送日数と様式最新版の確認が必要 |
| （参考）配布物 | 記入例や注意事項の入手・確認に有用 | 新規申込書の郵送受付は終了 |
- オンライン入力→必要事項の控え作成
- 不足分のみ、所定の書面様式を印刷・提出
- 提出後は記録を保管し、問い合わせに備える
記入前の準備物と必要書類の確認
オンラインでも書面でも、必要物を一度にそろえてから作業すると書き漏れや差し戻しを防げます。
最低限そろえるものは、ETCカード（名義と番号の確認に使用）、車載器番号の控え（ETC車載器管理番号：19桁）、車検証（正式名称・車両番号の照合に使用）、到達性の高いメールアドレスと日中に連絡が取れる電話番号です。
氏名・住所・車両情報は書類間で完全一致が基本のため、印字面の旧住所や旧姓が残っていないか必ず点検します。
書面様式に記入する場合は、押印や署名の位置、訂正方法（訂正印・二重線の可否）は案内どおりに統一します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 必携物 | ETCカード、車検証、車載器番号控え、（書面時は黒ボールペン・封筒・切手） |
| 連絡先 | 日中連絡先（携帯）と確実に届くメールアドレス |
| 一致確認 | 氏名・住所・車両番号が各書類で同一表記かを点検 |
- 書類は原本＋コピー（控え）を作成
- 下書き用に薄色ペン/付箋を用意
- 封入物一覧を作り、提出直前に読み合わせ
ETCカードと車載器番号の確認
ETCカードは名義・有効期限・カード番号を確認し、申込名義と完全一致にします。家族名義を利用する場合は、区分や同意の要否を案内で確認。車載器番号（ETC車載器管理番号）は19桁です。
車載器ラベル、取付時の管理票、セットアップ証明書、機種の情報表示などで確認できます。数字の「0/6/8」や「B/8」「D/0」「1/I/l」など、判別しづらい文字の誤記が差し戻しの主因です。
控えは二重化し、入力や転記後に「大声読み上げ」「数字3〜4桁ごとの指差し確認」の二段チェックを行います。
| 確認ポイント | 具体例/チェック方法 |
|---|---|
| カード名義 | 申込者欄と同一か。家族名義なら同意欄の有無を確認 |
| 有効期限 | 月/年の順を誤らない。期限間近なら別カードを検討 |
| 車載器番号 | 19桁を3〜4桁区切りで読み上げ照合、控えを作成 |
- ラベルの擦れは写真撮影で拡大確認
- 似た文字は「ゼロ/オー」を声に出して区別
- 転記後は第三者チェック（家族等）で再点検
氏名住所と車両番号の一致を点検
申込内容・車検証・ETCカードで、氏名（旧字体・スペース・長音含む）と住所（丁目・番地・建物名・部屋番号まで）が一致していることを確認します。引越し直後や婚姻・改姓の直後は、各書類の更新タイミングがずれがちです。
古い表記が残っている場合は、最新情報へ統一したうえで清書/入力してください。車両番号（ナンバープレートの4桁）や車台番号の転記は、車検証の該当欄を見ながらゆっくり行い、略称や旧表記を混在させないことが重要です。
数字の読替えミスを防ぐため、3桁区切りで指差し確認を行い、誤記の疑いがある箇所は訂正ルールに従います。
- 氏名は戸籍表記/住民票表記に合わせ、旧字体・中黒の有無を統一
- 住所は郵便物が届く正式表記（全角半角・ビル名まで）に統一
- 車両番号・車台番号は車検証の原文をそのまま転記
- 下書き→清書/本入力の二段構成で誤記抑止
| ズレが出やすい箇所 | 対処 |
|---|---|
| 長音/中黒 | 例：「オオタ＝オータ」「タロウ＝タロー」→書類間で統一 |
| 番地表記 | 「1−2−3」と「1丁目2番3号」→どちらかに統一 |
| 機種依存文字 | 旧字体・丸数字は使用せず常用漢字へ置換 |
日中連絡先とメール宛先の準備確認
審査や照会で連絡が必要になるため、日中に確実に出られる携帯番号を記載します。勤務時間中に出られない場合は、折返し可能な時間帯を備考に明記するとやり取りが速くなります。
メールアドレスは到達性を最優先とし、全角・余分なスペース・綴りの誤りを排除します。迷惑判定を避けるため、配信元を連絡先登録し、受信許可リストを設定してください。
会社のアドレスはセキュリティで隔離されることがあるため、私用の安定したアドレスを併記すると安全です。
| 確認項目 | 具体的なチェック |
|---|---|
| 電話 | 日中に通話可能か。折返し時間帯の明記 |
| メール | 綴り/全角半角/スペースなし、受信許可設定の実施 |
| 記録 | 申込日時・控え・問い合わせメモを保存 |
- 会社アドレスのみの記載は隔離・未達のリスク
- フリーメールでも到達テストを実施してから記載
- 申込後は着信拒否/通知OFFを解除して待機
記入のコツとよくある記載ミス対処
要点は「読みやすさ」「一致性」「訂正ルール遵守（書面時）」の3点です。オンラインでも、下書き→本入力→控え保存の順で進めると手戻りが減ります。
車載器番号（19桁）は誤記が起きやすいため、控えを2系統作り、3〜4桁ごとなどリズムを決めて読み上げ照合します。
送信/清書前に全項目を一度埋め、最後に「声出しチェック」を行うと、後工程での不備発覚を防げます。
| 典型ミス | 起きる症状 | 対処/予防 |
|---|---|---|
| 文字が小さい/薄い（書面） | 読取不能で照会・差し戻し | 黒ボールペン、楷書、枠ぴったりで清書 |
| 表記不一致 | 氏名/住所/車両の照合不成立 | 書類間の表記を統一し、略記を排除 |
| 車載器番号誤記 | 19桁の一部違いで処理停止 | 控え2つ作成、3〜4桁ごと読み上げ照合 |
黒ボールペン使用と文字種統一の徹底（書面手続時）
書面様式では黒ボールペン（油性）を使い、濃くムラのない線で楷書体に統一します。鉛筆・ゲルの薄墨・消せるペンは退色や改ざんと見なされるおそれがあるため避けます。
文字種は「漢字・かなは全角」「数字は欄の指示に合わせる（多くは半角）」が基本で、フリガナはカタカナ全角に統一します。
住所では丁目・番地・号、建物名・部屋番号まで正式表記で、ハイフン「-」と長音「ー」の混在をなくします。氏名は戸籍・住民票の表記に寄せ、旧字体や中黒の有無は書類間で統一します。
- 筆記具は黒ボールペン（油性）固定
- 氏名/住所は正式表記、略記・機種依存文字は不使用
- フリガナはカタカナ全角、数字は欄の指示どおり
- 下書き→清書→音読→第三者チェックの4段構え
車載器番号19桁の見方と転記方法
車載器番号（ETC車載器管理番号）は19桁で、車載器本体のラベル、セットアップ証明書、取付時の管理票などで確認できます。誤記の多くは「0とO」「1とI/l」「6と8」「Bと8」「Dと0」などの見間違いです。
まず、明るい場所で原本を確認し、スマホで拡大写真を撮ってから控えを2系統（自分用・清書/入力用）作ります。
転記は3〜4桁ごとに区切り、指差ししながら音読し、各区切りの末尾で一拍置くと混同を減らせます。清書/入力後は逆読みでもう一度照合し、どの方向でも一致するか確かめます。
| 紛らわしい文字 | 見分け方 | 転記のコツ |
|---|---|---|
| 0 / O / D | 数字は丸、英字は幅や角の形で判別 | 写真拡大→他資料と照合→疑わしきは再確認 |
| 1 / I / l | 数字「1」は上下に余白、英字は等幅 | 縦線は必ず隣桁とセットで読み上げ |
| 6 / 8 / 9 | 輪の数や開口部の向きで識別 | 3〜4桁区切り、逆読み照合で重複確認 |
- 原本を明所で確認→スマホで拡大撮影
- 控えを2系統作成（自分用/清書・入力用）
- 3〜4桁区切りで音読・指差し・一拍置き
- 清書/入力後に逆読みで再照合→第三者チェック
訂正ルールと署名・同意欄の書き方（書面手続）
訂正は、案内に記された方法（例：二重線＋訂正印、または書き直し）に必ず従います。修正液・テープ・塗りつぶしは不可です。
誤記が複数箇所に及ぶ場合は、潔く新しい様式へ清書し直すと処理が速くなります。署名は本人直筆で、名字だけ・ゴム印のみは避けます。
日付は西暦/元号いずれかに統一し、数字の桁落ちを防ぐため、例にならって0埋め（必要欄のみ）を行います。複数名の署名が必要な場合は、同一の筆記具・同一の書式で揃え、押印の要否が明記されていればそのルールに従います。
- 修正液/修正テープでの塗りつぶし
- 誤記の上書きや追記で枠からはみ出す
- 本人以外の代筆（同意欄も含む）
- 押印が必要な様式で押し忘れ/位置ずれ
郵送方法と到着後の処理日数目安（書面手続が必要な場合）
書面手続を送るときは「封入物の完全性」「到達の確実性」「記録（追跡・控え）」の3点を満たす方法を選ぶと、差し戻しや紛失のリスクを下げられます。
封入前に様式の最新版か、署名・日付の抜けがないか、同封すべき控えやコピーがそろっているかを確認します。
投函は平日昼〜夕方など集配が動く時間帯に行い、受付印や追跡番号を保管します。配達手段は、ポスト投函で完結できるもの（追跡の有無を選択可）から、窓口差出・対面受取まで複数あります。
未着時に備えて「投函日時・場所・封入物チェックリスト・封筒外観の写真」を控えとして残します。到着後は受理→内容確認→処理→通知の順に進み、通知はメール/電話/書面等で把握します。
| 送付手段 | 特徴 | 向いているケース |
|---|---|---|
| 通常郵便（規格内） | 最も手軽。追跡なし。重量・厚さに注意。 | 急ぎでない/コスト重視。封入が薄い。 |
| 追跡付き | 番号で到達確認可。ポスト投函可の種別あり。 | 到着確認が必要/土日をまたぐ投函。 |
| 窓口差出＋オプション | 受付印/オプションで対面・補償を付与。 | 確実性最優先/社内稟議や証跡が必要。 |
- 最新版様式・署名・日付・訂正方式の統一
- 封入物リストと照合→封筒外観を撮影して控え
- 追跡/受付印/投函日時を記録（後日の照会用）
封入物チェックと同封漏れ防止の要点
封入漏れは差し戻しの主要因です。作業は「並べる→声出し→触って数える→封緘直前に復唱」の順で行い、チェックリストと照合します。
コピーが必要な資料（氏名・住所・車両情報の照合用）を添える場合は、原本とコピーを左右で分け、封入はコピーのみといった運用の混乱を防ぎます。
封筒はA4三つ折りが無理なく収まるサイズを選び、角を揃えて曲げ跡が出ないように入れます。のり付けは端まで均一にし、封緘テープの上から日付とサインを入れて「未開封」を示すのも有効です。
最後に封筒を軽く振って厚みと音で異物・用紙折れを確認し、宛名・差出人の表記に誤りがないかを再点検します。
- 様式清書・署名・日付・同意欄の有無を復唱
- 必要書類のコピーは向き・順序をそろえて封入
- 封緘後にサイン/日付→写真撮影で証跡を保存
- 宛名・差出人・郵便番号の数字は枠に沿って明瞭に記載
| 封入物 | 確認ポイント |
|---|---|
| 様式 | 署名・日付・訂正方式厳守。最新版か。 |
| 必要書類のコピー | 氏名・住所・車両情報の一致。機密情報のマスキング可否を確認。 |
| 控え | 自分用に写しを保管。封筒外観・投函前写真を保存。 |
- コピーと原本の取り違え
- 折り方の不揃いによる書類角の欠け
- 宛名の表記ゆれ（全角/半角・番地の省略）
郵送料金の目安と投函ベスト時間
料金は「重量・厚さ・サイズ・オプション（追跡/対面/補償）」で決まります。A4三つ折り＋薄いコピー程度なら規格内で収まることが多い一方、複数枚で厚みが出る場合は規格外扱いになることがあります。
正確な料金は、郵便局やコンビニ店頭の料金表・自動計量で確認すると確実です。スピード・確実性を優先する場合は、追跡可能な種別や窓口差出を選ぶと、後日の問い合わせが容易です。
投函時間は、平日昼〜夕方の集配タイミング直前がベターで、夜間や連休前は到着が後ろ倒しになりがちです。連休や荒天が予測される場合は、前倒しの投函または窓口差出に切り替えます。
- 封筒の重量・厚さを確認（店頭の計量器で計測）
- 追跡/対面/補償の必要性を判断して種別を選択
- 平日昼〜夕方の集配に合わせて投函
- 控えとして受付印/追跡番号/投函時刻を記録
- 窓口差出で受付印を受け、番号を写真で保存
- 連休前は前倒し投函。夜間投函は避ける
- 投函後は番号で到達を確認→処理待ちの目安を設定
到着後の処理と完了までの日数目安
処理は概ね「到着→受理→内容確認→処理→通知」の順に進みます。到着確認は追跡番号で行い、到着から数日は内容確認・処理に充てられると想定します。
混雑期（新年度・連休明け）、不備の有無、確認事項の発生（氏名・住所・車両情報の一致確認など）により、日数は伸縮します。
期間を過ぎても通知が来ない場合は、投函記録（受付印・追跡履歴）と封入物リスト、様式の控えを手元に用意し、照会の際に提示できるようまとめておきます。
メール通知の未着は迷惑判定・受信許可の問題が絡むため、記載した宛先で受信テストを済ませ、到達性を確保しておくと見落としを防げます。
| ステータス | 確認方法 | 次のアクション |
|---|---|---|
| 到着 | 追跡履歴/受付印 | 到着日を起点に処理待ちの目安を設定 |
| 受理・確認 | 照会時に受付状況を確認 | 不備連絡に備え、電話・メールを待機 |
| 処理完了 | メール/電話/書面の通知 | 控えを保管し、設定の反映を再確認 |
- 未着・未通知時は記録（番号・投函日時・封入物）を提示
- 迷惑メール判定/通知OFFでの見落としを予防
- 不備連絡が来たら、単発で再送し連打は避ける
会社員向け平日夜の時短申請手順
平日夜しか動けない前提で、オンライン入力〜到達確認までを最短で回す手順を用意します。基本は「夜に準備を完結→週末に記録の整理→翌営業日から到達確認→未着時のみ追加対応」の直線フローです。
夜間は入力・控え保存・受信テストを一気通貫で終わらせ、週明けは到達とID受領の確認に集中します。
変更・照会で書面提出が必要な場合は、夜に清書と封入準備まで完了し、週末または翌営業日に窓口差出/投函を行います。
| 時間帯 | 主な作業 | 結果物/記録 |
|---|---|---|
| 平日夜① | 必要事項の下書き→オンライン入力→送信 | 送信控え・スクショ・到達テスト結果 |
| 平日夜② | 受信許可設定→迷惑/プロモ横断→通知ON | 受信設定の記録（端末/アプリ別） |
| 週末 | 記録整理・問い合わせテンプレ更新（書面が必要なら封入） | 申込日時・入力要点・確認項目の一覧 |
| 翌営業日 | メール到達・マイページ確認→完了 | ID受領・ログイン確認のスクショ |
- 夜に入力を完結し、週明けに一括確認（連続問い合わせは避ける）
- 控えは画像＋テキストの二系統で保存
- 到達に難があれば、別ドメインのメールで再テスト
平日夜に即確認する３つの準備項目
時間が限られる夜は、作業を「一致の確認」「本入力/清書」「控え・封入準備」の3ブロックに分けると効率的です。まず、ETCカード・車検証・申込内容の氏名/住所/車両情報が完全一致しているか点検。
次に、車載器番号（19桁）は3〜4桁ごとに声出し照合して入力/転記ミスを防止。最後に、控えを作り、提出が必要なときは封入リストと照らし合わせて復唱しながら封緘します。
- 一致の確認：氏名/住所/車両情報が書類間で同一か
- 本入力/清書：楷書・枠内厳守（書面）、オンラインは確認画面で最終点検
- 控え・封入準備：控え作成→復唱→封緘→封筒外観を撮影
| チェック項目 | 内容 |
|---|---|
| 受信環境 | 受信許可/通知ON、テスト受信で到達確認 |
| 提出計画 | 窓口/ポストの候補、料金の目安、追跡の有無を決定（書面時） |
| 記録 | 送信/清書後の控え（写真/コピー）を作り保管 |
- 修正液/フリクションは使用しない（書面差し戻し要因）
- 入力/清書後は必ず第三者チェック（家族等）で再点検
- 提出を急がず、確実な方法と時間帯で送付
休日投函後の到達確認と次の手順（書面が必要な場合）
休日は投函に専念し、投函直後に「追跡番号」「投函時刻」「投函場所」をメモ化します。到達確認は、翌営業日の昼休みや帰宅後に追跡履歴を確認し、到着が記録されたら到着日を起点に処理目安を設定します。
メール通知の見落としを避けるため、投函日の夜に再度受信テストを行い、通知が来るフォルダ（受信・迷惑・プロモーション）を横断して確認します。
進捗が見られる場合は、週明けに「受付済/確認中/完了」のいずれかを確認し、完了表示が出たら控えとともに記録を保管します。
- 投函→追跡番号/時刻/場所を記録（写真推奨）
- 翌営業日に追跡で到着確認→到着日を起点に目安設定
- 通知フォルダを横断点検→進捗表示を確認
- 完了後は控え・履歴を保存し、次回の手順に転用
| ステータス | 次の行動 |
|---|---|
| 未到着 | 追跡更新を待つ→一定時間後に差出局/問合せを検討 |
| 到着済 | 処理目安を設定→不備連絡への備え（電話/メール待機） |
| 完了 | 通知の保管→設定内容の最終確認 |
- 窓口差出なら受付印を受け、控えとして撮影
- 連休/荒天前は前倒し投函で遅延リスクを回避
- 確認作業は「昼休み」と「夜」の2回に集約
未着時の再申請と照会の進め方整理
所定の目安期間を過ぎても通知が来ない、オンラインの通知メールが届かない、または追跡が到着のまま進まない場合は、証跡をそろえて照会→必要に応じて再申請へ進みます。
最初に、送信/投函日時・追跡履歴（書面時）・封入物リスト・清書/入力控え・登録メールの到達テスト結果を1枚のメモにまとめます。
照会は、受付時間内に要点だけを伝え、再送/再申請の判断が出た場合は、原因（書類不備・宛先不備・配達要因・メール設定など）を特定してから次アクションに移ります。
再申請が必要なときは、旧様式や旧情報の流用を避け、最新版・最新情報でやり直します。
| 症状 | 見るポイント | 対応 |
|---|---|---|
| 通知未着 | 迷惑/プロモ/容量・受信許可・別ドメインでの到達 | 受信環境を整備→単発再申請→結果記録→照会 |
| 配達遅延（書面） | 追跡履歴・連休/荒天・差出方法 | 差出局/配達局に状況確認→目安更新 |
| 書類不備（書面） | 署名/日付/一致/車載器番号19桁 | 最新版様式で再清書→単発で再送 |
- 短時間の再送/再申請連打（最新処理のみ有効になりやすい）
- 旧様式の使い回しや訂正だらけの清書
- 到達性の低いメールのまま再申請を繰り返す
- 照会前に証跡を1枚のメモに集約→説明時間を短縮
- 原因特定→単発再申請→結果記録の順で再現性を確保
- 完了後は手順をテンプレ化し、次回の所要時間を短縮
まとめ
新規登録はオンラインのみ。今夜はメール受信環境を整え、ETCカード・車載器管理番号（19桁）・車検証を手元に、下書き→入力→送信→控え保存まで完了。
週明けにメール・マイページでID受領とログインを確認します。書面様式は新規では使わず、必要時の変更・照会に限定。表記統一と控えの二系統保存、受信許可の先回り設定で、短時間かつ確実に完了できます。
