「顔出しなしの配信アプリは稼げない」と思っていませんか?ライブ配信が広まった当初は、顔出しありがメジャーだったので、音声のみのライブ配信では稼ぎにくい傾向にありました。しかし、アバターやゲーム配信の定着の影響で、顔出しなしでも稼げるようになってきています。今回は、顔出しなしで稼げるおすすめの配信アプリと稼ぐコツを紹介します。
目次
おすすめの顔出しなし配信アプリ5選
ライブ配信が広まった当初は、顔出しありの配信が定着していました。しかし最近は、以下のようなメリットが得られる影響からか、顔出しなしでライブ配信可能なアプリの需要が高まっています。
- 身バレを防ぐ
- 声だけで勝負できる
- 手軽に配信できる
ここでは、顔出しなしでもライブ可能なおすすめの配信アプリを5つご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
IRIAM(イリアム)
IRIAM(イリアム)は、1枚のイラストから自分専用のアバターを作成して顔出しなしでライブできる配信アプリです。静止画のイラストが元になったアバターは、配信者のトークに合わせて自然に動きます。
また、「モーションライブ方式」により動きのタイムラグが少ないため、ライブの妨げになりません。他の配信アプリでは、リスナーからのコメント投稿から配信者が確認するまでに少々のタイムラグが生じますが、IRIAMでは最小限に抑えられるので、リアルタイムに会話できるのです。
【IRIAMの詳細】
- ダウンロード数:500万件以上
- 投げ銭制度:あり
- 交換率:記載なし
- 最低交換額:5,000pt〜
- 運営会社:株式会社IRIAM
- 設立日:2020年5月
Spoon(スプーン)
Spoon(スプーン)は、韓国で生まれたラジオ配信専用のアプリです。音声のみの配信ですが、配信スタイルは3つ用意されています。
- LIVE:音声ライブ配信
- CAST:音声収録配信
- TALK:リスナーからのお題に音声で答える配信
3つの配信スタイルの中で、稼ぎやすいのは「LIVE」と「CAST」です。
Spoonの収益源は、リスナーから送られるスプーン(投げ銭)になっており、1スプーンあたりの収益額は4円程度になっています。
【Spoonの詳細】
- ダウンロード数:3,000万件以上
- 投げ銭制度:あり
- 交換率:40%
- 最低交換額:300円〜
- 運営会社:株式会社SpoonRadioJapan
- 設立日:2013年4月
ツイキャス・ライブ
ツイキャス・ライブは、2010年よりスタートしたモイ株式会社運営の老舗ライブ配信サービスです。サービス開始当初はTwitterと連携して利用するライブ配信サービスとして定着していましたが、現在は専用アプリやパソコンから単独で配信できるようになっています。
老舗配信アプリなだけに、会員数が非常に多く、配信ジャンルも幅広いのが特徴です。それに伴い、顔出しライブ配信だけではなく、音声配信やゲーム配信も行われています。
以下のように、収益化では投げ銭の他にも稼ぐ手段があるので、配信スタイルに合わせて収益方法を選べます。
- 投げ銭
- 動画の再生回数
- キートス(クラウドファンディング型)
- メンバーシップ制度(月額制課金)
- キャストマーケット(オンラインショップ)
- プレミア配信(有料チケット制ライブ配信)
動画の再生回数は、1回あたりの報酬が3円とYouTubeよりも若干高くなっているため、比較的稼ぎやすい環境にあります。
【ツイキャス・ライブの詳細】
- ダウンロード数:500万件以上
- 投げ銭制度:あり
- 交換率:70%
- 最低交換額:1,500円〜
- 運営会社:モイ株式会社
- 設立日:2012年2月
LiveMe(ライブミー)
LiveMeは、世界85カ国で利用されているアメリカ生まれのライブ配信アプリです。日本以外では、中国や韓国、台湾などのアジア圏にてよく利用されています。
世界的に有名なライブ配信アプリなのもあり、ダウンロード数が桁違いに多く、リスナーが多いのが特徴です。
換金率は10〜30%で決して高いとは言えませんが、リスナーが多く、クイズやイベント参加で稼ぐ手段も用意されているため、初心者でも稼ぎやすいでしょう。
【LiveMeの詳細】
- ダウンロード数:1億件以上
- 投げ銭制度:あり
- 交換率:10〜30%
- 最低交換額:5,000円〜
- 運営会社:キングソフト株式会社
- 設立日:2005年03月
Mirrativ(ミラティブ)
Mirrativは、ゲーム実況配信やアバターによる顔出しなしでライブできる配信アプリです。その他にも、単純な画面配信やカラオケなどのアプリとの連携が可能なため、幅広いジャンルの配信ができる点もメリットです。
収益面では、メインの投げ銭以外にイベント参加やリスナー数、コメント数によって報酬がもらえる「ミラティブQ」があり、初心者でも稼ぎやすい仕組みになっています。
ただし、最低交換額が高めで有効期限が約6ヶ月程度と短くなっているので、換金しにくいシステムが、唯一のデメリットとして挙げられます。
【Mirrativの詳細】
- ダウンロード数:1,000万件以上
- 投げ銭制度:あり
- 交換率:1アイテム=1円
- 最低交換額:10,000円〜
- 運営会社:株式会社ミラティブ
- 設立日:2018年2月
顔出しなしの3種類の配信方法
顔出しなしのライブ配信には、3つの種類があります。
- 音声配信
- アバター配信
- ゲーム配信(画面配信)
音声配信は、動画配信をオフにして音声のみを配信する方法と、もともと音声しか配信できないシステムでライブをするラジオ配信があります。そして、ここ数年でメジャーになったのがアバター配信とゲーム配信です。
アバター配信は、自分の化身となるキャラクターを画面に映しての配信、ゲーム配信はゲームプレイ画面を映しての配信方法です。2つの配信方法は、音声だけでは物足りない視聴者や声だけで勝負するほどの自信がないライバーに選ばれています。
顔出しなしの配信アプリで稼ぐコツ
ライブ配信の顔出しありとなしでは、顔出しなしの方がファンがつきにくい傾向にあるでしょう。特に、新参者のうちはリスナーを集めるのも困難なはずなので、コツを押さえてライブ配信を続けるべきです。
ここでは、顔出しなしの配信アプリで稼ぐためのコツを3つご紹介します。
配信ジャンルを限定する
YouTuberの世界でも、「料理専門」「美容専門」などジャンルを限定して配信する戦略をよく見かけませんか?それと同様に、顔出しなしのライブ配信でも、配信のジャンルを限定した方がファンを獲得しやすくなります。
そのため、配信をすると決めたら、まずはジャンル選定をすることを推奨します。また、ジャンル選定では、人気ジャンルを意識するとよいでしょう。
もともと、リスナーが集まっているジャンルで顔出しなし配信をした方が試聴者が集まり、楽しくライブ配信できるはずです。
毎日配信を続ける
知名度を上げるためには、毎日配信を続けるのがポイントになります。配信頻度が高くなれば、それだけ多くのリスナーに聴いてもらえるチャンスが増えます。
また、毎日コツコツと配信を続けることで、ライブ配信にも慣れてくるはずです。最初のうちは、緊張してぎこちないトークしかできなかったとしても、配信の回数を重ねるごとにリスナーとのやり取りにも慣れて、流暢に話せるようになるでしょう。
コメントへの対応力をつける
顔出しなしでのライブ配信中には、リスナーからコメントが入ります。ライブ配信を始めたばかりの時はコメントが少なめであっても、ファンが増えるごとにコメントも多くなっていくでしょう。
コメント数がボーナス特典によい影響をもたらす配信アプリもあるほどですから、稼ぐためにはコメント対応力が重要になるのです。コメントに迅速に対応することで、リスナーとのやりとりがスムーズになり、コメント数も増えるはずです。
ライブ自体の盛り上がりにもつながっていくはずなので、コメントに即対応できる力と的確に答えて盛り上げるセンスを磨いていきましょう。
まとめ
顔出しなしでライブできる配信アプリのオススメと稼ぐコツをご紹介していきましたが、いかがでしたか?
顔出しなしの配信では盛り上がりに欠けて稼ぎにくいと思われがちですが、最近はそうでもありません。顔出しなしでも盛り上がる配信システムが続々と登場しているので、フルに活用して地道に稼いでいきましょう。