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ETCマイレージの車載器変更方法とは?再セットアップ費用・番号更新・ポイント引き継ぎ完全解説

ETC車載器を付け替えると、番号が変わるだけでポイント付与が止まり還元額も使えなくなる恐れがあります。

本記事ではセットアップ費用の相場、マイページでの番号更新手順、交換時期による失効リスクの回避策までを網羅。読めばディーラーでも量販店でも迷わず作業でき、ポイント循環を一度も止めずに新しい車載器へスムーズに引き継げます。

 

車載器を交換するときに押さえるETCマイレージの基礎

ETCマイレージのポイント付与システムは「ETCカード番号」ではなく車載器番号をキーにしています。したがって車両を買い替えたり、車載器本体を故障交換したりすると、番号が変わった瞬間から旧番号へのポイント加算がストップします。

しかも利用照会サービスには走行ログが残るが、マイレージ側ではポイントが付かないため「料金は課金されたのにポイントだけゼロ」という“空振り”が発生しがちです。

 

これを防ぐには〈セットアップ証明書の19桁番号を受け取る〉〈マイページで旧→新番号へ即日更新〉〈最初の走行で利用照会サービスを開き記録を確認〉という流れを定番化しておくことが重要です。なお、還元額や平日朝夕割引のカウントはID側に残るため、番号更新が遅れさえしなければ失効リスクはありません。

タイミング やるべきこと
納車前 再セットアップ証明書を発行依頼/マイページID・PW確認
納車当日 車載器番号撮影→マイページ更新→還元額利用対象を新番号へ変更
初走行後 利用照会で走行明細に新番号が記録されているか確認

 

押さえておきたい3か条
  • 車載器番号=ポイント付与キー
  • 番号更新は納車当日に済ませる
  • 初走行後に利用照会で確認

 

ポイントはどこで紐づく?車載器番号と付与の仕組み

ETCゲート通過時のデータには「ETCカード番号」「車載器番号」「走行日時」「料金」がセットで送信されますが、ポイント付与ロジックはセキュリティの観点から車載器番号を軸にしています。

運営側は「同じ車載器=同じ車両=同じ利用者」とみなし、その車載器番号がETCマイレージIDに登録されて初めてポイントが付与される仕組みです。

 

つまりカードを差し替えても車載器番号が変わらなければポイントは継続して貯まりますが、車載器を交換するとカード番号が同じでもポイントはゼロに戻ります。

この仕様を誤解して「カードだけ同じだから大丈夫」と走行し、翌月20日にポイントゼロで慌てるケースが後を絶ちません。さらに還元額は〈車載器番号+ID〉のペアで充当先が決まるため、更新を忘れると還元額が残高として膨らみ、ポイント付与も止まる“二重ロス”状態に陥ります。

  1. ゲート通過時:カード番号+車載器番号を送信
  2. 事務局:車載器番号をキーにIDを照合→ポイント付与
  3. 利用者:ID残高が5,000ptで自動還元→車載器番号に還元額充当

 

よくある誤解
  • 「カード番号が同じならポイントも引き継げる」→× 車載器番号が変わるとリセット
  • 「還元額は自動で新車にも適用される」→× マイページで利用車載器を変更しないと残高が増えるだけ

 

交換時期で変わる注意点とポイント失効の防ぎ方

車載器の交換タイミングによっては、平日朝夕割引や自動還元ラインへの到達サイクルが思わぬ形でリセットされることがあります。具体的には、月途中で交換すると旧番号で積み上げた平日朝夕割引の回数が無効になり、新番号で再カウントとなるため、その月の割引還元額が大幅に減少するリスクがあります。

またポイント付与は翌月20日にまとめて行われるため、月末ギリギリで交換すると「交換前の走行は旧番号、交換後は新番号」と分断されて管理が煩雑になります。

 

最も損失が少ないのは〈月初1〜3日〉に交換してしまう方法で、こうすると平日朝夕割引のカウントを丸ごと新車載器でスタートでき、ポイント付与も1か月分まとめて新番号へ貯まります。

  • 月初交換:割引・ポイントともに無駄が最小
  • 月中交換:割引カウントが分断→還元額減少
  • 月末交換:ポイント付与データが旧新で分割→管理煩雑

 

ポイント失効を防ぐコツ
  • 交換前に残り失効ポイントがあれば手動交換で0にする
  • 更新当日に還元額利用車載器を新番号に切替える
  • 翌月20日に旧番号側でゼロ付与を確認したら旧番号を削除

 

再セットアップの手順と費用を丸わかり比較

ETC車載器を交換したら、まず再セットアップ作業が必要です。再セットアップとは車載器に新しい車両情報を登録し、電子証明書(セットアップ証明書)を発行してもらうこと。これを済ませておかないとゲートを通過できてもポイント付与は永遠にゼロのままです。

再セットアップはディーラー・カー用品店・ガソリンスタンド(以下GS)の3ルートで依頼できますが、費用・所要時間・保証体制が異なります。

 

費用は4,400円〜8,800円が相場で、ディーラーは高い代わりに保証付き、カー用品店は標準価格・即日対応、24時間営業の一部GSは深夜でも受け付けるものの手数料が割高という傾向です。

ポイント損失を防ぐには「納車当日に即日セットアップ→証明書を受け取り番号更新」をワンストップで完了させることが最重要。以下の比較表と取得フローを参考に、自分のスケジュールとコスト感に合った方法を選んでください。

依頼先 費用相場(税込) 所要時間
ディーラー 6,600〜8,800円 45〜60分(整備込み)
カー用品店 4,400〜6,600円 20〜30分
24h GS 5,500〜9,000円 15〜40分

 

再セットアップ3ポイント
  1. 依頼前に車検証と免許証を準備
  2. 証明書19桁番号をその場で撮影
  3. 帰宅前にマイページで番号更新

 

セットアップ証明書はこう取る!必要書類と申請方法

セットアップ証明書を受け取るには「車検証の原本」「運転免許証」「ETC本体」の3点が必須です。申請書は店頭で記入しますが、氏名・住所・車両番号・型式を車検証と同一文字で書くことがポイント。ディーラーの場合は納車整備の一環として手続きを進めてくれるため、契約時に「納車時にセットアップ証明書をください」と念押ししておくと受け取り漏れが防げます。

カー用品店やGSでは予約なしで受け付ける店舗が多く、番号控えをその場で印字した証明書を発行してくれます。

 

証明書を受け取ったら番号の0(ゼロ)とO(オー)、I(アイ)と1(イチ)の判別を撮影でダブルチェックし、帰宅前にスマホでマイページにアクセス→車載器番号変更を完了させればポイント空振り期間はゼロ日で済みます。

  1. 車検証・免許証・ETC本体を持参
  2. 店頭で申請書に車両情報を記入
  3. 店員が再セットアップ作業(10〜30分)
  4. 証明書原本を受領・19桁番号を撮影
  5. その場でマイページ→車載器番号変更

 

書類不備あるある
  • 車検証の住所変更を忘れて申請NG
  • 軽自動車は車両番号の平仮名を書き漏らす

 

ディーラー・カー用品店・GSの料金と所要時間を比べる

ディーラーは「車両保証にセットアップ保証が含まれる」「作業を整備士が行う」など安心感が高い反面、車両購入が絡まない単独依頼では費用が最も高めです。

カー用品店は標準料金帯で即日対応、ETC買い替えと同時に申し込めば工賃込み割引がある店舗も多め。24時間営業のGSは深夜・早朝でも受け付ける利便性が魅力ですが、技術者が限られ作業時間は店舗の混雑度に左右されます。

項目 ディーラー カー用品店/GS
費用 6,600〜8,800円 4,400〜7,000円
即日可否 ○(予約制) ○(飛び込みOK)
保証 車両保証と連動 店舗保証(3〜6か月)
受付時間 10:00〜18:00 24h店舗もあり

 

選び方のヒント
  • 新車購入→ディーラーで一括依頼が安心
  • ETC本体のみ買い替え→カー用品店で費用重視
  • 仕事で昼間動けない→24h GSで時間重視
費用比較での注意点
  • 工賃込み表示か証明書発行料別かを要確認
  • QR決済割引・ポイント還元がある店舗を選ぶと実質負担が下がる

 

マイページでの車載器番号更新ガイド

ETCマイレージの車載器番号変更は店舗や書類を介さず、スマートフォンのブラウザだけで完了します。具体的に行う操作は「ログイン▶登録情報変更▶車載器番号変更▶完了メール確認」の4ステップのみですが、入力ミス・再読込・セッション切れなど些細なトラブルでポイントが付かないケースが目立ちます。

そこで本章では“スマホ5分完結”をキーワードに、画面遷移ごとの注意点をイメージ付きで整理しました。事前にID・パスワードをパスワードマネージャーへ保存し、生体認証でワンタップログインできる状態にしておくと入力ストレスを一掃できます。

 

操作途中にタイムアウトすると再入力を求められるため、公共 Wi-Fi ではなく 4G/5G 回線で通信が安定した環境を選ぶのが鉄則です。

フェーズ チェックポイント 対策例
ログイン前 ID・PWを控えているか パスワードマネージャーへ保存
番号入力 0/O, I/1 の混同 証明書を拡大撮影し参照
確認画面 旧番号と1桁差違 画面キャプチャで保存
完了後 メール不着 迷惑メールフォルダを確認

 

更新成功の3か条
  • 生体認証ログインで時間短縮
  • 証明書番号は必ず撮影控え
  • 完了メールが来るまで画面を閉じない

 

スマホで5分!番号登録から完了メールまで

まずスマホでETCマイレージ公式サイトを開き、ログイン後に「登録情報変更」をタップします。画面遷移は合計3ページのみで、途中でブラウザバックすると再入力になるため注意しましょう。番号入力欄は19桁が3ブロックに分かれており、コピー&ペーストするとハイフンが混入してエラーになりやすいので手入力がおすすめです。

車両番号下4桁は全角・半角どちらも受け付けますが、半角数字で統一すると後日の検索フィルタと相性が良くなります。

 

確認画面で旧番号と1桁でも違えば「戻る」を押し、再入力してください。登録ボタンを押した後は通信完了まで別アプリへ切り替えずに待機し、約30秒後に届く「車載器番号変更完了メール」をもって手続き完了となります。

  1. 公式サイト→ログイン→登録情報変更→車載器番号変更
  2. 旧番号を選択→新番号19桁+車両番号下4桁を入力
  3. 確認画面で旧→新を比較し「登録する」
  4. 30秒以内に完了メールを受信→スクリーンショット保存

 

途中エラー時のリカバリー
  • セッション切れ→再ログインし下書きから再入力
  • 登録ボタンが反応しない→ブラウザ再読込せずにキャッシュクリア

 

更新後はこれ!テスト走行でポイントが付くか確認

番号更新が終わったら、ポイント付与が再開しているか必ずテスト走行で確かめましょう。おすすめは自宅近くのICを往復する 5〜10km のショートドライブ。走行から30分後を目安にETC利用照会サービスへログインし、最新の走行明細が新番号で記録されているかを確認します。

走行記録があればデータ連携は正常、その後のポイント付与も問題ありません。翌日夜にはマイページ「ポイント速報値」に暫定ポイントが加算されるので、念のため二重チェックすると安心です。

 

もし利用照会に走行履歴がない場合は車載器番号の入力ミスかカードのIC接触不良が疑われます。すぐに番号を再確認し、問題なければETCカードを抜き差しして再走行を試みてください。

テスト走行後のチェックリスト
  • 利用照会で走行明細の車載器番号を確認
  • マイページ速報値に加算ptが表示されるか
  • 完了メールを保護→失効時の証跡に
よくある見落とし
  • 還元額利用車載器を新番号へ切替え忘れ→還元額が消費されない
  • 平日朝夕割引対象車載器が旧番号のまま

 

よくあるトラブルと解決Q&A

車載器番号を更新しても「ポイントが加算されない」「還元額が引かれない」「旧車載器を譲渡したら家族のポイントが分散した」など細かなトラブルは後を絶ちません。原因は〈入力ミス〉〈還元額利用設定の未変更〉〈IDの重複登録〉の3つがほとんどです。

本章では問い合わせ件数が多い順に症状と原因を整理し、チェックリスト形式で即解決できるフローを示します。迷ったらまず利用照会サービスで走行明細を開き、車載器番号が新番号で記録されているかを確認するのがファーストステップ。

 

記録がなければカード接触不良、記録があってポイントゼロならマイレージ側の設定不備と切り分けられます。

症状 主な原因 一次対応
ポイントが付かない 車載器番号入力ミス/還元額充当走行 番号再確認→テスト走行→翌日速報値確認
還元額が使えない 還元額利用車載器を旧番号で設定 マイページ→還元額設定→新番号に切替
平日朝夕割引ゼロ 月途中の番号変更でカウント分断 翌月から新番号でカウント開始

 

トラブル解決3ステップ
  1. 利用照会で走行記録を確認
  2. マイページ速報値で暫定ptを確認
  3. ID設定を見直して再走行テスト

 

ポイントが付かない・還元額が使えない時の対処法

ポイント付与や還元額充当が機能しない場合、多くは設定漏れか番号ミスです。まずETC利用照会サービスにログインし、該当走行日の明細を開いて車載器番号・料金・日時を確認します。走行明細が存在しない場合はカードICの接触不良やケーブル断線が疑われるため、カード抜き差し・再セットアップを実施してください。

走行明細があるのにポイントがゼロの場合は、マイページの「ポイント速報値」を翌日夜に確認。ここでも加算されていなければ、車載器番号の入力ミス、還元額で全額支払った走行、自動還元OFFのいずれかが原因となります。

  1. 車載器番号確認:マイページ→登録情報変更→車載器番号で19桁を再チェック。0/OやI/1の混同が最多。
  2. 還元額設定:ポイント設定→還元額利用車載器→新番号を選択→保存。
  3. 自動還元:自動還元ONになっているか確認し、OFFならチェックを入れて保存。

 

問い合わせ前のセルフチェック
  • 利用照会CSVの走行IDを控える
  • 車載器番号とカード番号下4桁をメモ
  • マイページ完了メールの日時を保存
それでも付かない場合
  • 走行翌月20日を過ぎても付かない→お問い合わせフォームから走行IDと理由を記入し送信
  • カード障害疑い→カード会社にIC不良交換を依頼

 

旧車載器を家族に譲る・売るときのID整理手順

旧車載器を家族へ譲渡、あるいは中古車として売却する際は車載器番号が旧IDに残ったままにならないよう整理が必要です。IDに紐づく車載器番号を削除しないと、下取り業者のテスト走行や新オーナーの利用でポイントが“他人に”付与されるリスクがあります。

逆に家族へ譲渡しポイントを合算したい場合は、旧番号を残したままETCカードを追加登録するか、新IDへ番号を移管するかを選択します。以下のフローを事前に決めておくとスムーズです。

  1. 残高ゼロ確認:旧車載器の還元額・ポイントを0円/0ptにする。
  2. 削除 or 継続を決定:
    • 削除する場合:マイページ→車載器番号削除→確認メール。
    • 継続する場合:家族のカードを同IDに追加→譲渡車でポイント合算。
  3. ID移管(別IDにする場合):
    • 家族が新IDを取得
    • 旧IDで車載器番号削除→90日経過後に新IDで再登録

 

譲渡パターン メリット デメリット
ID共有 ポイント合算で自動還元が早い 家計分離しづらい/税務按分が必要
ID分離 家族ごとに管理が明確 新IDはポイント0スタート

 

譲渡前の必須チェック
  • 旧車載器番号をメモしておく(再登録時に必要)
  • 保険会社に車両入替を届け出→ETC割引+保険料を最適化
  • 平日朝夕割引回数が残っていないか確認し、月末譲渡を避ける
譲渡時のNG例
  • 削除せずに車を売却→業者の試走でポイントが付く
  • 90日ルールを忘れ再登録できず長期ポイントロス

 

まとめ

車載器変更は〈再セットアップ証明書の受領〉→〈マイページで新番号登録〉→〈テスト走行で付与確認〉の3ステップで完了します。

費用は5,000〜8,000円前後、番号更新はスマホ5分。作業当日に還元額利用設定と平日朝夕割引回数をチェックすればポイント失効や割引ロスはゼロに。旧車載器を譲渡・売却する場合はID整理も忘れず行い、高速代の無駄を徹底的に防ぎましょう。