ETCマイレージのメールがこない原因と対処15選｜配信停止解除・迷惑判定・再送手順

ETCマイレージのメールが届かない──主因は迷惑判定、アドレス誤り、配信停止（バウンス）、iCloud等の受信制限です。

本記事は初動チェック、再送手順、配信設定の見直し、正規ドメイン確認、時短の問い合わせ方法を要点整理。ポイント失効を防ぐ実践リスト付き。

1 メール未着の原因と初動対応
2 登録・再設定メール不達時
3 お知らせ配信が来ない時
4 詐欺対策と正規確認手順
5 会社員向け時短リカバリー策
6 まとめ

メール未着の原因と初動対応

ETCマイレージのメールが届かない場合、多くは迷惑メール判定、登録アドレスの表記ミス、送信側の配信停止（バウンス）、プロバイダ側の受信制限（iCloud等）のいずれかに集約します。

まずは受信トレイ以外（迷惑・ゴミ箱・プロモーション）を確認し、差出人ドメインや送信方式を一括拒否していないかを点検します。

次に、会員情報のメールアドレスを正確に再確認し、必要に応じて再送依頼やメール種別（案内・お知らせ・本人確認）の配信設定を見直します。

副業・ポイ活では、ポイント失効や手続き期限の見落としが実損につながるため、初動で原因を切り分け、テスト送信（自分宛の通常メールや他の公式通知）で受信経路の正常性を確認してから再申請に進むと復旧が速いです。

想定原因	確認観点	初動の一手
迷惑判定	迷惑/プロモ/自動振分け、ドメイン拒否	受信許可リスト登録→再送
表記ミス	全角/半角、@前後の記号、余分な空白	会員情報で修正→確認メールで検証
配信停止	長期不達・過去の解除依頼の有無	配信再開手続→別アドレス一時登録
受信制限	iCloud等の厳格フィルタ/容量不足	連絡先登録・容量確保→別ドメイン併用

最初に確認する3点

迷惑メール/各フォルダの横断確認
会員情報のメールアドレスを正確に再確認
配信設定（お知らせ/通知）の受信可否を見直し

迷惑設定と受信許可の見直し

迷惑メールフィルタや自動仕分けルールにより、正規の通知が受信トレイ以外へ移動しているケースが最も多いです。まず、迷惑・ゴミ箱・アーカイブ・プロモーション等すべてのフォルダを横断確認し、同一送信元の正規メールが誤判定されていないかを見ます。

次に、差出人ドメイン/アドレスの受信許可（ホワイトリスト）登録や、独自ルール（件名/本文キーワードでの自動振り分け）を一時無効化します。

モバイルアプリの通知設定がオフだと、到着していても気づけません。受信経路が整ったら再送を依頼し、同時に別の自分のアドレス宛にもテスト送信を行い、環境側の問題か送信側の問題かを切り分けます。

各フォルダ（迷惑・プロモ等）を日時順に再点検
受信許可リストへ送信元を追加→再送で再検証
独自フィルタ/ルールを一時無効→結果を記録
メールアプリの通知ON・プレビュー表示を確認

見落としがちなポイント

「会話表示」で埋もれ、未読に気づかない
会社PCのセキュリティで外部通知が隔離
メール容量不足で受信不可（古い添付を削除）

アドレス誤登録と表記ゆれ確認

会員情報に登録したメールアドレスの誤記が原因の未着も定番です。全角・半角の混在、余分なスペース、アットマーク前のドット連続、ハイフン/アンダースコアの取り違え、ドメイン綴りの誤り（例：gmial.com）が典型です。

アドレスの「ローカル部」（@より前）はサービスにより取り扱いが異なり、ピリオドや「+」等のサブアドレスが使える場合でも、送信側が対応していないと未達や別扱いになります。

登録画面ではコピペ時の前後スペース、スマホの自動補完による置換にも注意が必要です。修正後は必ず確認メールの到達をもって正とし、到達しない場合は別ドメインのアドレスで検証します。

会員情報で全角/半角・余分な空白を除去
ドメイン綴り（例：gmail.com 等）を丁寧に再確認
ピリオド/「+」を含む表記は別アドレスでも試験
修正→確認メール再送→到達で登録確定

表記統一のコツ

英数字のみの簡潔な別アドレスを用意
コピー後にテキスト化（書式/全角を除去）
到達日時を記録し、後続の問い合わせに備える

配信停止（バウンス）状態の解除

長期の不達や受信拒否が続くと、送信側で「バウンス」（配送失敗）として配信停止フラグが立つことがあります。この状態では正しいアドレスに修正しても自動送信が再開されない場合があるため、配信再開の手続きが必要です。

対処は、会員ページでメールアドレスの再登録（変更→確認メール到達→本登録）を行い、配信設定（お知らせ・通知）を「受け取る」に切り替えたうえで再送依頼をする流れが基本です。

並行して、別ドメインのアドレスを一時的に設定し、到達性を確保してから本来のアドレスへ戻すと復旧が早いケースがあります。

会員ページでメールアドレスを変更→確認メール到達で有効化
配信設定を受信可に変更→再送依頼を実施
到達しない場合は別ドメインを一時登録して検証

解除時の注意点

複数回の再送要求は短時間に連打しない
未達の原因（迷惑判定/容量不足）を先に解消
復旧後は到達ログ（日時・件名）を残す

iCloud等の受信不可回避策

iCloud（@icloud.com/@me.com/@mac.com）は迷惑判定や一括送信の制御が厳しめで、正規通知が届きにくいことがあります。まず、連絡先登録とVIP設定、迷惑フォルダの定期点検、独自フィルタの見直しを行い、容量不足がないかも確認します。

到達性の低下が続く場合は、Gmail等の別ドメインを一時的に会員情報へ設定し、確認メールの受信を完了させてから本来のアドレスに戻す、または今後の通知先を到達しやすいアドレスに切り替えるのが実務的です。

SMS認証やマイページ内通知が併用できる場合は、メール以外の経路も活用して見落としを避けます。

回避策	内容	確認ポイント
連絡先/VIP	送信元を連絡先登録し通知優先に	通知ON・スレッド固定で見逃し防止
フィルタ緩和	自動振分け/迷惑判定ルールを一時停止	再送で到達確認後に必要分だけ復帰
別ドメイン併用	Gmail等で登録・確認を先に完了	正常到達を確認→恒常運用を選択

おすすめの運用

公式通知は到達性の高いアドレスを専用化
月1回の迷惑/容量チェックで予防
重要手続きはメール＋マイページで二重確認

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2025.04.27

登録・再設定メール不達時

ETCマイレージで「登録確認」「ID照会」「パスワード再設定」などの重要メールが届かない場合、原因は受信側（迷惑判定・容量・振分け・通知設定）と送信側（配信停止・再送制限・リンク有効期限）に大別できます。

まずはメール種別を特定し、迷惑フォルダ・プロモーション・通知オフを同時に点検します。到達性の高い別ドメイン（例：Gmail等）を一時登録して検証し、正常到達を確認したうえで本来のアドレスへ戻すと切り分けが容易です。

連続申請は失敗扱いになりやすいため、各試行の間隔を置き、結果を記録してから次手順へ進みます。SMS認証やマイページ内通知が併用できる場合は、二重確認で期限切れ（リンク有効期限・ポイント失効）を避けます。

メール種別	主なトリガー	到達確認ポイント
登録確認	新規/変更登録直後	迷惑判定・容量・自動振分けの有無
ID照会	本人情報入力後の通知	登録情報一致・配信停止の解除状況
再設定	パスワードリセット申請	リンク有効期限・連続申請の制限

全体フロー（不達時の進め方）

受信側の点検（迷惑/容量/通知/振分け）
別ドメインで試験登録→正常到達の確認
配信停止の解除→再送依頼→結果を記録

マイレージID照会の前提条件

ID照会メールは、事前に登録された会員情報と照会時の入力内容が一致していることが前提です。氏名の表記揺れ、旧姓・旧住所のまま、車両情報の変更未反映、メールアドレスの誤記といった不一致があると、照会自体が完了せず通知が届かないことがあります。

まず、会員ページ（アクセス可能な場合）または手元の契約書類・カード台紙等で「現行の登録情報」を正にし、照会入力はその情報に合わせます。

到達性の低いアドレスを使っている場合は、到達性の高い別ドメインを一時登録して受信テストを済ませると確実です。会社ドメインはゲートウェイの隔離（検疫）で遅延・未達になりやすいため、私用メールでの受信検証も有効です。

登録情報（氏名・住所・電話・車両情報）の最新化
メールアドレスの表記統一（全角/半角・余分な空白除去）
会社ドメイン利用時は検疫フォルダの有無を確認
別ドメインでの受信テスト→正常到達で切替可否判断

照会方式	必要な一致要素	不一致時の対処
Web照会	氏名/生年月日/登録アドレス等	登録情報を更新→再照会
サポート経由	本人確認項目の提示	必要書類の準備→受付時間内に連絡

注意点（照会前に確認）

旧情報での照会は不達・否認の原因
複数回の連続照会は制限対象になることがある
共有メール（家族・職場）は責任所在が不明確になりやすい

パスワード再設定の届かない要因

再設定メールは、短い有効期限・回数制限・URL形式など到達後の要件も厳しめです。申請を短時間に繰り返すと古いメールが無効化され、最新の1通のみが有効となります。

迷惑判定・容量不足・自動振分けに加え、会社のセキュリティでURLを除去/隔離するケース、モバイル側のリンクブロック（機能制限）も未着・無効の一因です。端末やメールアプリの時刻ズレがあると有効期限の判定に影響することがあるため、OSの時刻自動設定も合わせて点検します。

到達が確認できないときは、別ドメインでの一時登録→再設定→到達確認→本来のアドレスへ戻す順で切り分けます。

主な要因	症状	対処
連続申請	古いURLが無効化	最新メールのみ使用・間隔を空けて再申請
URLブロック	本文からリンクが消える/開けない	公式サイトへ直ログイン→再設定画面から進む
容量不足	添付/画像付で受信不可	不要メール削除→容量確保→再送
時刻ズレ	期限内のはずが無効表示	自動時刻設定ON→最新メールで再試行

やってはいけない対応

古い再設定メールのURLを繰り返し開く
非公式リンク（転送・短縮URL）からアクセス
社内共有PCで認証情報を保存したまま放置

申請やり直しと再送依頼の手順

やり直しは「環境整備→単発申請→結果記録→必要時に再送依頼」の順で進めます。まず、受信側の整備（迷惑/容量/通知/振分け停止）を済ませ、到達性の高い別ドメインを準備します。

次に、単発で申請し、結果（日時・件名・受信フォルダ）を記録。未着の場合は配信停止の解除を行い、別ドメインに切り替えて到達テスト→正常到達後に本アドレスへ戻します。

サポートへ再送依頼を行う際は、本人特定に必要な項目をすぐ提示できるよう整理しておきます。短時間に複数回の再送依頼は避け、受付時間・回答目安を把握したうえで次アクションを決めます。

受信環境の整備（迷惑/容量/通知/振分けの点検）
単発で申請→結果を記録（未着時の証跡）
配信停止の解除→別ドメインで受信テスト
サポートへ再送依頼（必要情報を準備）

依頼時の情報	内容	備考
本人特定	氏名・登録電話番号等	提出形式の指定に従う
事象の記録	申請日時・件名・未着の状況	スクリーンショットが有効
受信環境	利用メールのドメイン・容量状況	別ドメインでの到達結果も添える

再送依頼を通しやすくするコツ

単発申請に限定し、連続リクエストを避ける
未着の証跡（日時・フォルダ・設定）を簡潔に提示
別ドメインで正常到達を確認してから本運用へ戻す

2025.04.29

お知らせ配信が来ない時

ETCマイレージの「各種お知らせメール」が届かない場合は、配信先の登録有無・配信希望の選択状態・長期不達による自動停止（メール通知サービス停止）・受信側の迷惑判定のいずれかで説明できることが多いです。

まず、正規の配信元が「admin@ml.smile-etc.jp」であることを前提に受信許可を設定し、マイページに表示される「お知らせメール希望選択およびメールアドレス登録」画面の案内に従って配信可否と宛先を確認します。

長期の未達が続くと自動的に停止されるため、宛先の誤りや拒否設定を解消したうえで再開手続きを進めます。

ガイドライン対応等により配信が届きにくい期間もあるため、到達テストとマイページ側の設定確認をセットで行うと復旧が早いです。

想定事象	確認項目	再開の方向性
配信先未登録	メールアドレス登録必須化の対応状況	アドレス登録→確認メール到達で有効化
希望選択の相違	「メールにて通知/希望しない/郵送」	希望変更→保存→次回配信で到達確認
長期不達	迷惑拒否/誤アドレス/容量不足	原因解消→配信再開案内の手順に従う

マイページの配信希望設定確認

配信が来ないときは、まずマイページにログインし、「お知らせメール希望選択およびメールアドレス登録のお願い」画面の表示有無を確認します。

ここで宛先未登録・通知停止状態・「ポイント残高のお知らせ」を郵送にしている等の理由により、配信ルートが有効化されていない場合があります。

特に「郵送にて通知」から「メールにて通知」または「希望しない」に切り替えた後は、再び「郵送にて通知」へ戻せない運用である点に注意します。宛先は半角・表記ゆれを排し、保存後に次回配信で到達を確認します。

業務用アドレスは検疫で埋もれやすいため、到達性の高い私用アドレスで検証してから本番運用へ戻すと安全です。

設定確認のチェックリスト

宛先メール登録済みか（半角/表記ゆれなし）
「メールにて通知」が選択されているか
通知停止状態の表示がないか（停止中なら解除）

ポイント残高・失効通知の仕様

「ポイント残高のお知らせ」は、毎月20日以降に配信される定期通知で、道路事業者ごとのポイント累計数と「当年度末まで有効なポイントの累計数」が記載されます。

定期メールは登録済みの宛先へ送られるため、宛先未登録や希望選択が「希望しない・郵送」の場合はメールが届きません。

到達確認は直近の20日以降の配信を待つのが基本ですが、急ぎの場合は宛先を到達性の高いドメインに変更し、プロモーション/迷惑フォルダも横断確認します。残高や有効期限はマイページでも確認できるため、メール未着時は画面確認と併用して見落としを防ぎます。

項目	内容	補足
配信タイミング	毎月20日以降	到達は運用・混雑で前後する場合あり
記載情報	累計ポイント/当年度末まで有効なポイント	道路事業者単位で表示
配信先	登録メールアドレス	希望設定が「メール」のときのみ配信

長期不達時の自動停止と再開

一定期間、誤アドレスや受信拒否により配信が届かない状態が続くと、各種お知らせメールは自動的に停止されます（メール通知サービス停止）。

再開には、宛先の誤りや迷惑設定を解消したうえで、マイページの案内に従って配信再開の設定を行う必要があります。

再開後は到達確認のため、正規配信元「admin@ml.smile-etc.jp」を連絡先登録し、プロモーション/迷惑フォルダを横断点検します。

なお、送信側ではガイドライン対応等により一時的に未達が生じる旨の告知が出ることがあるため、復旧待ちの間はマイページで残高・期限を直接確認し、重要期限（ポイントの有効期限等）の見落としを防ぎます。

停止からの復旧時の注意

宛先修正→保存後に到達テストを必ず実施
短時間の再送連打は避け、結果を記録して進める
重要事項はメールに頼らずマイページでも二重確認

2025.04.29

詐欺対策と正規確認手順

ETCマイレージ関連を装うフィッシングは、差出人表示の偽装、正規そっくりのドメイン名、偽ログイン画面への誘導など手口が多様化しています。

被害を避ける基本は、メールのリンクを使わず自分で公式サイトへ直アクセスし、マイページ内の「お知らせ」や「手続き」画面で内容を照合することです。

正規配信元のドメイン（例：ml.smile-etc.jp）以外からの通知や、日本語の不自然さ、急かす文面、添付ファイルの実行を求める文言は強い警戒サインです。

確認作業は、送信元ドメインの正当性、送信ドメイン認証（SPF/DKIM/DMARC）の有無、本文URLの表記と実際の遷移先の一致可否の三段で行い、少しでも疑わしければメールは閉じて公式窓口から再確認します。

確認対象	見るポイント	取るべき行動
送信元	正規ドメインか/表記ゆれや類似文字	正規以外は開封停止→公式で事実確認
本文	不自然な日本語/過度な催促/添付要求	リンク・添付は触れずに破棄または報告
リンク	表示URLと遷移先の一致/短縮URLの有無	クリックせず、ブックマークから直ログイン

実践フロー（安全確認→照合→対応）

メールのリンクは使わず、公式サイトへ直アクセス
マイページ内の通知・履歴で内容を照合
疑わしければ通報し、パスワードを変更

正規配信元ドメインの確認

正規の案内メールは、送信元ドメインが「smile-etc.jp」の配下（例：admin@ml.smile-etc.jp）であることを基本に確認します。差出人名だけでは判定できないため、メールアプリで差出人の詳細を開き、完全な送信元アドレスを目視します。

類似ドメイン（例：smile-etc【.com】、smiIe-etc【iとlの置換】、smile-ete【c→e】）や、無関係なフリーメールドメインは要注意です。

可能であればヘッダーを表示し、送信ドメイン認証（SPF/DKIM/DMARC）の結果に「pass」が並んでいるかを確認します（専門用語注：SPF/DKIM/DMARCは、送信元なりすまし対策の技術で、検証に成功すれば受信側での信頼度が上がります）。

ただし、認証をすり抜ける攻撃もあるため、「ドメインが正しく、内容もマイページの事実と一致している」ことまで照合してから対応します。

差出人の完全アドレスを開いてドメインを目視確認
紛らわしい綴り・TLD（.jp/.com等）・文字置換に注意
ヘッダーでSPF/DKIM/DMARCの結果を確認（可能な範囲）
メール内容は必ずマイページ情報と二重確認

見破りのコツ（よくある偽装）

差出人名は正規でも、実アドレスが別ドメイン
本文に正規URLを記載しつつ、リンク先は別サイト
日本語は自然でも、添付でマルウェア感染を狙う

メールURL非使用と公式直ログイン

安全側の原則は「メールに含まれるURLを使わない」です。ブックマークした公式サイト、または自分で打ち込んだ正規ドメインからのみログインします。これにより、偽サイトへ誘導されるリスクを大幅に下げられます。

ログイン後は、マイページの「お知らせ」「手続き状況」「ポイント履歴」等の画面に該当の案内が反映されているかで真偽を判定します。

短縮URLや添付ファイル（ZIP/EXE/HTML等）は開かず、必要な手続きが本当にある場合は、マイページや公式アプリ内の導線から実行します。

端末・ブラウザは最新化し、パスワードは使い回さず、可能なら二段階認証を有効化して不正ログインの被害を抑止します。

メールは閉じ、ブックマークの正規サイトへ移動
マイページ内の通知/履歴で内容を照合
必要手続きはマイページ内の導線からのみ実行
処理後はパスワード管理と端末更新を実施

運用のポイント

正規サイトを必ずブックマーク化しておく
短縮URL・添付は開かない（代替は直ログイン）
作業後はログアウトし、端末の保存情報を整理

不審メールの通報窓口と注意喚起

不審と判断したメールは、証跡を保存した上で通報します。まず、利用しているメールサービスの「迷惑メール/フィッシング報告」機能で提供者へ報告し、同時に日本国内の相談窓口（例：フィッシング対策協議会、消費者ホットライン188、警察相談窓口#9110）への相談を検討します。

ETCマイレージの正規案内を騙った可能性がある場合は、公式サポートにも情報提供し、同様の被害発生有無と対処の指示を受けます。

通報時は、受信日時、差出人アドレス、件名、本文、リンクの遷移先、メールヘッダー（可能なら.eml形式）を添えます。

家族や職場に注意喚起し、同様のメールを共有・転送しないこと、返信しないこと、個人情報を入力しないことを徹底します。

窓口	主な受付内容	備考
メール提供者	迷惑/フィッシング報告・ブロック強化	報告機能で迅速に共有
フィッシング対策協議会	不審メールの情報提供・注意喚起	ヘッダー付きでの通報が有効
消費者ホットライン188	被害・契約トラブルの相談	各地の消費生活センターへ案内
警察相談#9110	サイバー犯罪の相談・助言	被害が疑われる場合に通報

やってはいけないこと

返信して個人情報や認証情報を送る
不審メールを社内外へそのまま転送・拡散
添付を開く/リンクをクリックして確認する

2025.04.29

会社員向け時短リカバリー策

平日は時間が限られるため、未着の原因切り分けと復旧は「短時間で再現性のある手順」に落とし込むと成功率が上がります。

基本方針は、私物スマホ・自宅回線・到達性の高い私用メールを活用し、勤務先ネットワークや社内ゲートウェイの影響を受けにくい環境で検証することです。

まずは受信側の迷惑判定・フィルタ・容量・通知の４点を一括点検し、会員ページで宛先と配信希望設定を確認します。

続いて、単発の再送依頼で到達可否を確認し、未達の場合は別ドメインを一時登録して比較します。週末に跨がる案件は、休日明けの電話連絡で配信停止（バウンス）解除や再開処理の可否を確認し、以後の通知はマイページ確認を併用して見落としを防ぎます。

短時間で進めるため、各操作はスクリーンショットとメモで時系列に残し、再現できるチェックリストへ更新しておくと、次件での対応がさらに速くなります。

時間帯	最短ルート
平日夜	受信点検→会員ページ設定確認→単発再送→別ドメインで到達テスト
休日	環境整備と記録作成のみ（再送連打は避ける）→月曜朝に備える
休日明け	電話連絡で配信停止解除の可否を確認→再送→到達検証→記録

平日夜に即確認する３項目

帰宅後の短時間で効果が高いのは、受信環境の四点セット（迷惑判定・フィルタ・容量・通知）、会員ページでの宛先・配信希望の再確認、そして単発の再送依頼です。

最初に迷惑・プロモーション・ゴミ箱を横断し、差出人の受信許可を追加します。独自フィルタや自動振り分けは一時停止し、メール容量が逼迫していないかも確認します。

次に会員ページで宛先を半角・表記ゆれ無しに直し、配信希望がメールになっているかを保存。ここまで整えたら、同一メールの連打は避け、単発で再送をかけて到達を見ます。

到達が不安定な場合は、その場で別ドメイン（例：Gmail等）を一時登録して比較し、どちらで先に届くかで原因を切り分けると効率的です。

迷惑/プロモ/ゴミ箱の横断確認と受信許可の追加
会員ページで宛先・配信希望を保存（半角・表記統一）
単発で再送→未達なら別ドメインを一時登録して比較

休日明けの電話連絡と必要情報

メールだけで解消しない場合は、休日明けに電話で状況を共有し、配信停止（バウンス）解除や再開処理、再送可能なタイミングを確認します。短時間で済ませるには、本人確認に必要な情報を事前にそろえておくのが要点です。

登録情報が最新でないと照会や再送が止まるため、氏名・生年月日・登録電話番号・車両情報・現行の登録メールアドレスを手元に準備します。

あわせて、未着の証跡（申請日時、件名、試行回数、受信フォルダ状況、別ドメインでの到達有無）を簡潔に伝えられるようにまとめておくと、担当側の判断が速くなります。連絡後は指示に従って単発で再送を実行し、到達結果を記録します。

準備書類/情報	内容
本人確認	氏名・生年月日・登録電話番号
登録情報	現行の登録メール、住所、車両情報
事象の記録	申請日時、件名、未着/到達の状況、別ドメインの検証結果