この記事では、アメックス ビジネスカードの基本情報や審査基準、おすすめポイントなどをご紹介していきます。
「起業を機にビジネス用のカードが欲しいけど審査に通らないかも」と不安になっていませんか?そのような人に注目していただきたいのが、アメックス ビジネスカードです。アメックス ビジネスカードは、起業して間もない経営者でも審査通過の確率が高く、手に入れやすいビジネスカードなのです。
目次
アメックスのビジネスカードのおすすめポイント
プロパーカードの中でも有名なアメリカン・エキスプレスより発行のアメックスビジネスカードは、ビジネス向けのクレジットカードです。
カードデザインはアメリカン・エキスプレスの一般カードと同じレイアウトで、グリーンがベースカラーになっています。
そんなアメックス ビジネスカードのおすすめポイントをまとめました。
- 設立初年度が赤字でも申込みできる
- カード利用枠は個別設定で一律の限度なし
最短1分で審査結果が出る - 年会費は経費として計上できる上にポイントがつく
- ANAマイルが貯まる
- 各種豪華特典やサービスが受けられる
- 国内外の旅行をサポートする保険や補償が充実
アメックス ビジネスカードの基本情報と審査基準
まずは、アメックス ビジネスカードの基本情報をみていきましょう。
- 国際ブランド:AMERICAN EXPRESS
- 年会費:13,200円(税込)
- 追加カード:6,600円(税込)
- 基本還元率:0.3~1.0%
- 国内旅行傷害保険:最高5,000万円
- 海外旅行傷害保険:最高5,000万円
- ショッピング保険:500万円
- 特典やサービス:ETCカード発行可能(新規発行手数料無料、年会費550円)、保険サービス、ビジネスサポート特典、出張特典、接待特典
セキュリティサービス:オンライン・プロテクション、リターン・プロテクション、ショッピング・プロテクション、本人認証サービス、不正使用プロテクション - 決済方法:ICカード決済、タッチ決済、Apple Pay
次に、アメックス ビジネスカードの審査基準をわかりやすくまとめました。
- 法人経営者、または個人事業主
- 日本国内に法人または事業所住所がある
- 20歳以上
- 定職がある(パート、アルバイトは不可)
一般的なビジネスカードの大半は、審査基準が厳しめで、ある程度の収入がなければ入会できないことが多いです。
しかし、アメックス ビジネスカードは外資系のクレジット会社なだけに起業して間もない経営者や初年度赤字でも審査に通る確率が高く、審査の甘さが第一のポイントとして挙げられます。
また、利用限度額に一律の制限がない点もおすすめポイントとなっており、電話での事前承認の後に指定口座に事前入金をすれば、高額決済ができる点も魅力です。
申し込みに必要な書類は、以下のとおりです。
- 法人経営者:本人確認書類と商業登記簿謄本、もしくは登記事項証明書
- 個人事業主:本人確認書類
必要書類からもわかるように、年収に関しての審査書類である決算書や確定申告書の提出がありません。
また、一般的なビジネスカードでは、事業実績がなければ加入できない傾向にありますが、アメックス ビジネスカードは「設立一年未満でも申し込める」と明言するほど歓迎しています。
アメックス ビジネスカードの頼もしいビジネスサービス
アメックス ビジネスカードには、事業を応援するサービスが付帯しています。ここで、アメックス ビジネスカードのビジネスサービスをピックアップしてご紹介します。
クラウド会計ソフトの60日間の無料利用
クラウド会計ソフトで人気のfreeeでは、通常、新規会員に30日間の無料利用サービスを提供している中で、アメックス ビジネスカード会員に限り、さらに30日間の追加で合計60日間の無料利用が可能です。
freeeは業界トップのクラウド会計ソフトで、法人企業や個人事業主に向けてサービス展開しています。アメックス ビジネスカードとの連携がスムーズなため、事業関連の決済記録を自動で細かく取得でき、確定申告の際の書類作成の負担が軽減されます。
また、インストール型ではなくクラウド型の会計ソフトであることから、パソコンをはじめ、スマホアプリや多数端末から利用できるため、管理しやすいのが魅力です。
福利厚生プログラム「クラブオフ」のVIP会員になれる
お得な優待プログラム「クラブオフ」のVIP会員(月額550円)に無料登録できる特典もあります。「クラブオフ」は、国内外の20万ヶ所以上のレジャーや宿泊施設などを優待料金で利用できる福利厚生プログラムです。
通常のスタンダード会員よりもグレードが高いVIP会員向けには、さらに割引率が高いプログラムが用意されており、リーズナブルな料金で高品質なサービスを受けられ、プライベート時間の充実にもつながるでしょう。
また、追加にて社員カードも作成でき、同じく無料でVIP会員向け料金が適用されるので、社員の福利厚生への満足度も高まるはずです。
「ジー・サーチ」を無料で利用できる
アメックス ビジネスカード会員なら、企業調査やマーケティング情報調査の代行サービス「ジー・サーチ」の利用料金も無料になります。
「ジー・サーチ」には、調査と検索のプロが所属しており、調査を代行してレポートを作成してくれるため、かなりの仕事効率化につながります。
また、「ジー・サーチ」に登録することで帝国データバンクや東京商工リサーチ管理の企業資料や新聞記事の取得が可能となり、より詳しい調査に役立ちます。
アメックス ビジネスカードの特典・サービスや保険内容
ビジネスカードの年会費は、経費として計上できるといったメリットがありますが、1年に一万円以上の会費がいるとなると、正直「高い」と感じる人も多いはずです。
しかし、アメックス ビジネスカードにはゴールドビジネスカードと同等の付帯サービスがあるということを忘れてはいけません。
ここでは、アメックス ビジネスカードの充実した特典・サービスや保険内容をご紹介していきます。
国内外の旅行保険
アメックス ビジネスカードがあれば、国内外の出張や旅行の際のトラブル時に充実した保障が受けられます。
旅行代金をカード決済する必要はありますが、それだけで安心して出張や旅行ができる点が何よりものメリットです。
アメックス ビジネスカードに付帯する国内外の旅行保険内容を一覧しました。
【海外旅行傷害保険】
- 傷害死亡・後遺障害:最高5,000万円
- 傷害・疾病治療:300万円
- 賠償責任:4,000万円
- 携行品損害:50万円
- 救援者費用:300万円
【国内旅行傷害保険】
- 傷害死亡・後遺障害:最高5,000万円
いずれの保険にも、追加カード会員の家族特約も完備しているため、同伴の家族も安心して海外旅行を楽しめるでしょう。
特典、サービス
基本的に旅行系サービスに強いのがアメックスカードですから、アメックス ビジネスカードの旅行系の特典やサービスも充実しています。
カード1枚持っているだけで、国内外の出張の準備段階から、便利に活用できること間違いなしです。
まずは、トラベル関連の特典・サービスをピックアップしました。
- 空港ラウンジ:国内主要空港ラウンジの無料利用(同伴1名まで)
- 手荷物宅配サービス(空港):海外出発時・帰国時の手荷物配送(会員1名につきスーツケース1個)(羽田空港、成田国際空港、中部国際空港、関西国際空港)
- オーバーシーズ・アシスト:日本語対応によるレストラン予約や医療機関の紹介
- 無料ポーターサービス:旅行出発時にバス停やタクシー乗り場からチェックインカウンターまでの荷物配送サービス。トラベル以外の日常シーンに役立つ特典やサービスもあります。
- ETCカード発行手数料無料:ETCカードの発行手数料無料(5枚まで)(年会費初年度無料、2年目以降は550円)
- チケット・アクセス:イベントチケットを便利に購入
充実のプロテクションサービス
アメックス ビジネスカードには、充実したプロテクションサービスが付帯しており、不正利用を防いだり、返品をスムーズに行えたりと、安心してショッピング利用できます。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードには、プロテクションサービスが付帯しています。
- オンライン・プロテクション:オンラインショッピングのカード不正利用に対応した保険
- ショッピング・プロテクション:国内外のショッピングにてアメックス ビジネスカード決済した商品の破損や盗難に対応した保険(購入日から90日間・500万円まで補償)
- リターン・プロテクション:アメックス ビジネスカードで購入した商品が返品不可の場合の引き取りサービス(商品1件につき3万円まで)
まとめ
アメックス ビジネスカードの基本情報や審査基準、おすすめポイントなどをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
1万円以上の年会費はかかりますが、経費として計上できるうえに審査基準も厳しくないので、起業仕立ての経営者や個人事業主におすすめしたい1枚です。