「コンスタントに記事を更新しているのに検索順位が上がらない」と困っていませんか?SEO対策をしているのに検索上位に表示されないのは、検索エンジンから評価が得られていない可能性があります。一定期間、検索順位が上がらないのであれば、ツールなどの利用で改善すべきです。ここでは、SEO対策に有効な検索順位ツールをご紹介していきます。
目次
キーワード調査に役立つツール
ブログアフィリエイトにおいて、ブログの検索順位を上げる対策の基本は、キーワード調査です。どんなキーワードを狙って記事を書くかで、検索エンジンからの流入量が決まります。
検索エンジンからの訪問者を増やすのに効果的なのは「検索数が多く競合サイトが少ない」キーワードになります。ブログアフィリエイトの検索順位ツールとして、キーワード選定に役立つツールを2つご紹介します。
Googleキーワードプランナー
SEO対策のキーワード選定に役立つGoogleキーワードプランナーは、Googleが提供する無料のキーワードツールです。
本来は、Googleのリスティング広告出稿時の分析ツールですが、以下の項目を確認することでSEO対策に向けたキーワード選定にも活用できます。
- 月間平均検索ボリューム
- 関連性のあるキーワード候補
- 競合性
Googleキーワードプランナーで分析調査したいキーワードを入力して検索をすると、上記の3つの項目を含めたデータが一覧されます。それらの情報をもとに「検索ボリュームが高く競合性が低い」キーワードを選定することでSEO対策を強化できます。
また、キーワードリストをExcelファイルなどで保存できるため、よりシビアな分析のための資料として素早く作成できて便利です。
ラッコキーワード
ラッコキーワードは、サジェストキーワードを調査できる無料のアドバイスツールです。サジェストキーワードとは、メインのキーワードと組み合わせて検索されている候補のキーワードになります。
例えば、メインワードが「ダイエット」の場合、サジェストキーワードとして「食事」「メニュー」「レシピ」などがあり、「ダイエット食事」「ダイエット メニュー」「ダイエット レシピ」と一覧表示されます。
これらのキーワードは「ダイエット+食事」というようにメインキーワードに付け加えられているキーワードであり、検索の際には「ダイエット食事」「ダイエット食事」と入力して検索されているのです。
サジェストキーワードと関連キーワードは同じように捉えられるケースが多いですが、少し内容が違います。
- 関連キーワード:一緒に検索される頻度が高いキーワード
- サジェストキーワード:ユーザーの検索傾向、さらに細かいニーズ
このように、関連キーワードは単純にメインキーワードと組み合わせられる頻度が高いキーワードになりますが、サジェストキーワードはメインキーワードの中でも、特に何が知りたいかの具体的な検索傾向がわかるキーワードを指します。
ラッコキーワードでサジェストキーワードを選定することで、よりターゲットを絞った記事作成にて、SEO対策効果を上げられるのです。
競合サイトを調査するツール
SEO対策の徹底に役立つのが競合サイトの調査です。競合サイトとは、同ジャンルやテーマの記事を公開しているライバルサイトを指します。
例えば、これからサイトを立ち上げる際にお手本にしたいサイトであったり、検索結果においても順位を争うサイトなどにあたります。競合サイトを調査するメリットは次のとおりです。
- 記事やコンテンツ作成のヒントになる
- さらに深いニーズがわかる
- 効果的な戦略が見えてくる
このようなメリットを得るために役立つ調査ツールが「SimilarWeb」です。SimilarWebは、イスラエルの企業が開発したツールで、以下のような点の分析に役立ちます。
- 競合サイトのアクセス状況
- 似たサイト
- 閲覧者の動向
競合サイトのアクセス状況では、どこからの流入で、どのようなSEO対策をしているかなどが見えてきます。同時に、サイト内での閲覧者の動きもわかるため、より詳しいニーズを予想できるのです。
ブログの評価を調べるツール
検索上位表示を狙うのであれば、Googleなどの検索エンジンから高評価を受ける必要があります。そのためには、まず現時点での自分のブログの評価を知るべきです。
こ¥こでは、運営ブログの評価調査に役立つツールを2つご紹介します。
GRC
GRCは、登録したブログやサイトの検索順位を調べるツールです。対象の検索エンジンはGoogle、Yahoo!、Bingとなっており、それぞれの検索エンジンで検索をした結果の上位100サイトまで表示されます。
また、ブログ内のどのページがランクインしているかをいち早く表示してくれるため、関連記事作成や内部リンク設置などで、新たな流入経路を作る時などに重宝します。
GRCは、2004年にSEOツールラボによって開発されて以来、SEO対策ツールとして欠かせない存在なので、ぜひチェックしてみてください。
SEOチェキ
SEOチェキは、SEO対策ツールがひとつになっている便利ツールで、調査できる項目は以下のようになります。
- 検索順位チェック
- 発リンクチェック
- キーワード出現頻度チェック
- サイトSEOチェック
- Whoise情報チェック
この中で特にSEO対策に有効なのが「検索順位チェック」「発リンクチェック」「キーワード出現頻度チェック」になります。まずは、検索順位チェックで現在の検索結果の順位を知りましょう。
その結果によって対策の必要性を判断し、発リンクチェックやキーワード出現頻度チェックに移っていきます。発リンクチェックでは、以下の情報の確認が可能です。
- 被リンクチェック:外部サイトからのリンク数
- 発リンクチェック:他サイトやブログ内の他記事へのリンク数
どちらのリンクもSEO対策にとって重要な存在であり、数だけではなく質にも注目すべきです。特に発リンクは、自分で修正、追加が可能なため、結果に応じてすぐにでも対策するべきでしょう。
中でも注目してほしいのが、発リンクの中の内部リンクです。内部リンクの質はブログ内で関連記事へのリンク経路を正していくことで向上し、結果的に専門性があるサイトとしてGoogleなどから高く評価される確率が上がります。
具体的には、検索エンジンからの流入が多い記事より、関連性ある他記事に内部リンクを貼り、閲覧者が意識することなく記事から記事へと読み進めていけるように経路を作る流れで進めていきます。その経路通りに読み進める閲覧者が増えることで、Googleからの高評価が期待できるのです。
次に、被リンクの質についても確認し、改善余地がある場合は新たに自然なリンク元を作成するとよいでしょう。被リンクの質を左右するのは、リンクが貼られているサイトと自分のブログとの関連性の高さ、そして、リンク元サイトやページのコンテンツの質です。
リンク先となる自分のブログの内容やテーマと関連性がある外部サイトやページからリンクされることで、Google等からの評価が上がる仕組みになっています。
同時に、リンク元の外部サイトの記事やコンテンツの内容も評価を左右する判断材料となるため、改善できる範囲であれば、修正や加筆するとよいでしょう。
よく見かける発リンク対策では、関連するテーマのブログを複数所有しており、そこからSEO対策対象のブログにリンクを貼って誘導する手段です。リンク元のブログの質を向上させることでさらに効果が上がるので、ぜひトライしてみてください。
最後に、キーワード出現頻度チェックを用いた記事中のキーワード数の確認も大事です。素晴らしい内容の記事を書いていたとしても、その質の判断の手立てとなる必要キーワードの出現率が少なすぎると、Googleが正しく判断できなくなります。
逆に多すぎてもSEO対策にとってのダメージになりかねないため、重要キーワードの出現頻度のチェックが必要なのです。
まとめ
ブログアフィリエイトの成果向上に役立つ検索順位ツールをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
内容あるブログ記事を更新しているにもかかわらず、検索順位が上がらないのであれば、原因を追求し、一日も早く改善していくことです。