この記事ではノーコードでLP（ランディングページ）を作成できるInstapageのメリットとデメリットをご紹介します。
「ドロップ&ドラッグで素早くLP（ランディングページ）を作れるツールがたくさんあるからこそ、どれが良いか悩んでいませんか？Instapageは国内のLP制作ツールより安く利用できますが、機能や完成されたLPは洗練されていますので、今後LPを自社で作成したいという方はぜひ参考にしてみてください。
Instapage（LP制作ツール）
Webデザイン初心者でもプロ級のランディングページを簡単に作成可能！個人・法人を問わず、LP制作費用の削減やコンバージョン最大化を行いたい方は導入を検討してみることをおすすめします。
目次
Instapageの魅力
Instapage【公式サイト】：https://instapage.com/
Instapageの第一の魅力は、Webデザインの知識が全くなくても美しいLPが作れることです。LPとは、ランディングページと呼ばれる商品販売促進や販売受付をするためのページを指します。
インターネット検索やインターネット広告の呼び込みにて最初にたどり着くページであり、商品やサービスの売上を決める大切なページといってもいいほど、重要な存在です。そのため、商品の魅力をわかりやすく伝えて購入に誘導するレイアウトやデザインのページに仕上げなければいけません。
通常、LP制作にはウェブデザイナーやエンジニア並みの知識が必要となり、結局は外注しなければいけない状況でした。InstapageのようなLP作成ソフトは、世界的な規模で定番ツールとなってきており、日本でも需要が高まっています。
その影響もあってか、複数のコーディング不要のLP作成ツールを比較する動きがよく見られるようになってきました。そうした中で、Instapageが選ばれる理由を解説していきます。
Instapageが選ばれる理由
数あるコーディング要らずのLP作成ソフトの中でもInstapageが選ばれているのには、ちゃんと理由があります。
他のサービスと比較しても、決して料金が安いとはいえないInstapageは、特に次の3点が優れています。
- デザインやレイアウトが簡単にできる機能
- 他サービスとの連携機能
- マーケティングツールの使いやすさと性能
ドロップ＆ドラッグによるデザイン設定機能は他サービスにもありますが、Instapageの操作性の高さは群を抜いていると評価されています。また、WordPressやShopifyなどとの連携がスムーズで、連携できる他サービス数が大変多く、非常に便利です。
LP作成後の分析や改善に役立つマーケティングツールの性能もよく、内容も充実しているため、売上に貢献できるLPに作り上げていけるのです。
Instapageと似たツールと比較
Instapageと同列されるLP作成ツールが多数存在する中で、具体的にはどのような点が優れているのかを把握しておくと、ツール選びの際に役立つでしょう。
ここでは「Wix」「Unbounce」「ペライチ」の3つのサービスとInstapageを比較した上で、Instapageのメリットを分析していきます。
Wix（ウィックス）と比較
Wixは、世界で2億人以上のユーザーが利用するホームページ作成ソフトです。Instapageのように、誰でもLP作成ができるのはもちろんのこと、一般的なWebサイトの作成が可能であり、EC機能や予約機能のようなビジネス向けの機能が備わっています。
単純にLPやWebサイトを作る上ではノーコードで簡単に操作できますが、EC機能や予約機能を設定するためには、JavaScriptやPHPの知識が必要です。
InstapageはLP作成の範囲内でビジネス向けツールが充実しており、すべて簡単な操作で設定できるのが魅力です。
基本的なプランで料金を比較すると、WixよりもInstapageの方が2倍近く高くなっています。しかし、Instapageの方が操作性が優れているため、時間とコストを大幅に抑えられる点に料金相応の利用価値があります。
Unbounce（アンバウンス）と比較
Unbounceは、2009年に誕生したヨーロッパを中心に人気を集めているLP作成ツールです。機能や性能がInstapageとよく似ており、比較対象にされることが多いです。
Instapageと同じく、ドロップ&ドラッグで初心者でも簡単にページのレイアウトやデザインを施せて、WordPressなどとの連携機能も優れています。
さらに、A/Bテストの設定や操作が簡単で、機能面は高く評価されています。料金で比較すると、Instapageよりも4割ほど安く設定されているため、予算を抑えたい人にはおすすめできます。
しかし、デザインする段階での操作の仕組みがやや複雑で、習得するまでに時間がかかるといった難点があるので、使いやすさについては、Instapageの方が優れているでしょう。
ペライチと比較
ペライチは、日本国内において最も有名ともいえるLP・ホームページ作成ツールです。Instapageと同じく、ドロップ&ドラッグで操作でき、コーディング知識がない初心者でも楽にLPを作れます。
テンプレートも充実しているうえに、オンライン決済や予約管理システムなどのビジネス向けシステムも簡単に取り入れられる点がメリットです。ただし、他サービスとの連携性はInstapageの方が優れています。
InstapageはWordPressやShopify、PayPalなどの数多くのサービスと簡単に連携できるのに対し、ペライチはWordPressをはじめ、人気の他サービスとの連携ができないのがデメリットです。
ferret-oneとの比較
ferret-oneは、株式会社ベーシックが提供する「BtoBを想定したマーケティングツール」です。 Webマーケティングに必須なサイトやLP、メールなどを一通り作成できる機能が付いています。このツールでは「初期費用10万円・月額費用10万円~」となっていますので、サイトの規模によって料金は変動すると思います。
大規模でLPを作っていく場合には比例して費用も上がっていきますので、個人や小規模ビジネスの場合には向いていません。
その他、こちらの会社ではferretというマーケティング知識を提供するサイトも運営しており、月間550万PV・月間350万UU・会員数46万人という大規模サイトを運営しています。
Instapageの3つのメリット
他サービスとの比較により、Instapageの魅力が明確になったところで、Instapageのメリットを詳しくみていきましょう。Instapageが持つ3つのメリットを解説していきます。
コーディングなしの簡単操作で美しいLPができる
Instapageのページレイアウトやデザイン機能は大変優れており、初心者なのに外注したような仕上がりのLPが完成します。まずは、多数のレイアウトやテンプレートを選び、テキストや画像を入力し、細かいパーツはドロップ&ドラッグにて直感的に配置できます。
ページの状態をリアルタイムに確認しながらデザインできるため、コーディングで作成するときのような見直しをする必要がありません。
また、Instapageのようなコーディング不要のLP作成ツールが増えてきている中で、作成は便利な反面、ページの表示速度が遅いといった難点があります。
しかし、Instapageで作成したLPは表示速度が速く、閲覧者にとってもメリットがあるツールなのです。
レスポンシブデザインにも対応
スマホ閲覧者が増えた現代では、スマホ向けページデザインのクオリティも重要です。仮に、PC表示のデザインで公開してしまうと、デザインが崩れて見にくくなり、離脱率が高まる恐れがあります。
InstapageのLP作成は、レスポンシブデザインに対応しており、スマホビューを確認しながらレイアウトやデザインを決められます。PC版の作成時と同じく、ドロップ&ドラッグで簡単に配置できるため、極端にいうと、マウス操作だけで簡単にスマホ向けLPも制作できるのです。
簡単A/Bテストで分析と改善ができる
InstapageのA/Bテストの操作はわかりやすいため、習得までに時間がかかりません。LP作成において、A/Bテスト分析と改善が非常に重要であり、売上に多大な影響をもたらします。
Instapageなら、GoogleAnalyticsやGoogleOptimizeなどの難しいツールを使わなくても、素早く分析と改善を実践できるため、作業時間の削減にもつながるでしょう。
Instapageのデメリット
Instapageには、2つのデメリットがあります。しかし、捉え方や使い方によってデメリットを回避も可能なため、快適に利用するためにデメリットも理解しておくべきでしょう。
ここで、Instapageのデメリットをご説明します。
料金設定が変動することがある
Instapageには無料プランがなく、安くても月2万円程度の費用が必要です。また、ドル表記になっていますので円安になれば費用は上がっていきます。
しかし、外注することを考えると、決して高すぎる料金ではありません。Instapageで完成させたクオリティのLPを作るためには、専門知識が必要であり、素人であればWeb制作会社などに依頼する必要が出てきます。
その場合の予算は、安くても30〜50万円程度かかってしまうため、Instapageの制作費はかなり安いと捉えてよいでしょう。なお、円高になれば支払う費用は安くなります。
日本語に対応していないページがある
Instapageの公式サイトや管理ページなどは、日本語に対応していないため、英語表記でわかりづらいのがデメリットです。そのため、ブラウザのGoogleChromeに備え付けの日本語表示モードに切り替えて利用する必要があります。
GoogleChrome以外のブラウザでアクセスをすると、管理画面のみ英語表記になる恐れがあるので、GoogleChromeでアクセスをしましょう。
Instapage（LP制作ツール）
Webデザイン初心者でもプロ級のランディングページを簡単に作成可能！個人・法人を問わず、LP制作費用の削減やコンバージョン最大化を行いたい方は導入を検討してみることをおすすめします。
まとめ
Instapageのメリットとデメリットをご紹介してきましたが、いかがでしたか？
コーディングなしでもLP作成やホームページ制作ができるツールが年々増えていることで最適なツール選びが重要なため、Instapageのメリットとデメリットを知っておくとよいでしょう。
