「本業以外にいくつかの収入柱を持っておきたい」とお考えなら、特Pを利用した副業がおすすめです。特Pは、空きスペースを駐車場として貸し出せるシェアリングサービスで、ほぼ放置で稼げるのが魅力です。この記事では、特Pが副業におすすめな理由や収入目安、メリットとデメリットをご紹介します。
目次
副業におすすめな特Pとは?
不労所得型の副業に最適な駐車場シェアリングサービスの利用が注目される中で、仲介手数料の設定が良心的な特Pが人気です。ここで、特Pの特徴や詳細について、詳しくご紹介します。
特Pの基本情報
特Pとは、カーシェアリングサービスで有名な株式会社アース・カーが運営する2017年9月21日よりスタートした駐車場シェアリングサービスです。
駐車場貸しだけではなく、空きスペースを駐車場として貸し出したい個人と駐車場を安く利用したいユーザーとをつなぐ仲介サービスを行なっています。
まずは、特Pの基本情報を見ていきましょう。
- 運営会社:株式会社アースカー
- 設立年月:2017年9月
- 利用者数:月間150万人程度
- 駐車場オーナー数:10万人程度
- 初期費用:0円
- 手数料:売上金の10~30%(売上金から差し引かれる)
- 貸出形態:時間貸し、1日貸し、マンスリー、月極
駐車場を貸し出したい個人オーナーは、完全無料で駐車場を登録でき、その後は簡単な管理のみで副収入が得られます。駐車場の利用があった時のみ、売上金の10〜30%の手数料が差し引かれますが、それ以外の費用は一切必要ありません。
一方で、駐車場利用者はスマホやパソコンから特Pにアクセスするだけで、すぐに希望地の駐車場を検索して予約を入れられます。
また、マップ上には予約可能な駐車場が表示されるとともに、料金も表示されるため、比較しながらの予約が可能です。
特Pで貸し出せるスペース
特Pの駐車場登録において、貸し出せるスペースの条件には、そこまで厳しい決まりがないため、基本的に自分が所有するスペースであれば、問題なく登録できます。
貸し出せるスペースは、正式な駐車場でなければいけないわけではありません。例えば、単なる空きスペースであっても駐車スペースが確保できていれば、駐車場としての登録が可能です。
ただし、集合住宅で借りている自分の駐車場を貸し出す場合は、管理会社や大家さんの意向により、貸し出せない事例があるため、事前の確認が必要です。
特Pの収入目安
特Pで稼げる仕組みがわかったところで、次に気になるのは、実際の収入額の目安でしょう。
特Pの駐車場の貸し出し方法には、時間貸しや1日貸し、マンスリー、サブスクと種類があり、料金も自由に設定できます。また、立地によっても料金の相場が異なるため、収入額の目安には幅があります。
そこで、代表的な立地例を挙げて、それぞれの収入額の目安を一覧しました。
- 駅近く:36,000円
- 繁華街近く:61,000円
- 話題、観光などの人気スポット近く:73,000円
- 公園・学校近く:17,000円
- 住宅街付近:11,000円
- 郊外地域:7,200円
特Pで副業を始める方法
特Pを利用した副業は、スマホひとつで始められます。大手コインパーキングのように整備をしたり、料金改修機器などを設置したりせずにWeb上にて手続きを済ませるだけで、すぐに副業がスタートできます。
特Pで副業を始める方法の流れは、次のとおりです。
- オーナー登録をする
- 駐車場登録をする
- 管理画面ログインのIDを発行する
- 駐車場掲載のための写真撮影をする
- 登録した駐車場情報を公開して貸し出しをスタート
まず、オーナー登録では、以下のような内容を入力します。
- オーナー区分(個人or法人)
- 代表者氏名
- 代表者の住所
- 電話番号
- 性別
- 生年月日
- メールアドレス
次に、貸し出しをする空きスペースを駐車場として登録するための情報を入力します。主に、駐車場の所在地についての情報を登録する作業です。
- 駐車場の郵便番号
- 駐車場の都道府県
- 市町村
- 番地等
- 建物名(任意)
オーナー登録と駐車場登録が完了すると、管理画面にログインするためのIDが発行されます。同時に、パスワードも設定する流れになっており、最終的には発行されたIDと設定したパスワードにてログインしていきます。
管理画面にログインできたら、駐車場の写真を撮影してアップロードします。
以下のようなカットの撮影が必要です。
- 全体写真:駐車場と周辺の風景を入れたカット
- 周辺写真:駐車場から15m程度移動して周辺を入れたカット
- 区分写真:貸出対象の駐車スペースを正面から撮影したカット
- 図面:駐車場を図面化したものを撮影したカット
これらの写真をアップロードして、駐車場の情報入力が全て完了したら、いよいよ貸し出しスタートとなります。
特Pで副業するメリット
特Pを使った副業のメリットは、簡単な登録作業の後は、ほぼ放置していてもお金が入る点にあります。ここで、特Pで副業するメリットをご紹介しますので、ぜひ登録検討の参考にしてみてください。
登録・運営費用がいらない
特Pでは、オーナーや駐車場登録、運営のための月々の費用が一切発生しません。スマホやパソコンから駐車場を登録するだけで貸出できる状態となり、特Pでの掲載料金も全て無料です。
個人で駐車場を貸し出しするとなると、不動産屋などで本格的に登録手続きをしなければいけないうえに、費用もかかります。つまり、初期投資、運営費0円で空きスペースを活用した副業をスタートできるのです。
ほぼ放置していても稼げる
スマホやパソコンから簡単に駐車場登録できる特Pは、Web上での簡単な管理のみのほぼ放置状態で副収入を得られます。Web上の管理は特Pの管理画面にログインして、予約状況の確認や貸し出し日の調整などをするだけです。
利用ユーザーと直接話をしたり、駐車場の利用代の精算やお問い合わせ対応などをすくことなく、特Pに丸投げした状態での副業が叶います。
貸し出しスタイルを変えられる
特Pには、4種類の貸し出しスタイルがあり、自分のスケジュールやシーズン、効率的に稼ぐための見直しなどに合わせて自由に変更できます。特Pの貸出形態は、次のとおりです。
- 時間貸し:時間単位で貸す(4時間から受付)
- 1日貸し:1日単位で貸す
- マンスリー貸し:1ヶ月単位で貸す
- 月極貸し:月額制による長期の貸し出し(6ヶ月以上から受付)
空きスペースの立地やシーズンごとの近隣でのイベント開催、自分の都合などと相談しながら、管理画面にて自由に貸し出しスタイルを変更できます。
特Pで副業するデメリット
登録しておくだけで不労所得が入る特Pの副業ですが、もちろん、デメリットもあります。利点だけを見て登録を決めるのではなく、欠点も理解した上で副業として活用できるかを判断するとよいでしょう。
ここでは、️特Pで副業する際の2点のデメリットを解説します。
売上の10〜30%の手数料が引かれる
特Pにて駐車場貸し出しをする上では、一切の費用がかかりませんが、売上発生時に売上金の10〜30%の仲介手数料が差し引かれるシステムです。
つまり、1ヶ月50,000円の収入があった場合、30%なら15,000円になるため、手元に入る収入額は35,000円になってしまいます。
しかし、完全無料で駐車場情報の掲載や貸し出しシステムの利用ができ、料金の精算管理もしてもらえるのですから、当然の手数料だとも捉えられるでしょう。
手数料のパーセンテージは、貸し出しスタイルによって異なります。
- 時間貸し:30%
- 1日貸し:30%
- マンスリー:20%
- サブスク:10%
※1回利用毎に発生
トラブルのリスクがある
特Pで駐車場貸し出しをする中で、事故や近隣の住民とのトラブルが全くないとはいえません。たとえ、細心の注意を払っていたとしても駐車場の利用ユーザー次第でトラブルが起こり、オーナーにとってはダメージとなってしまいます。
例えば、駐車をする際に設備や他の車に衝突してしまったといったケースや駐車時の騒音で住民から注意されるようなトラブルです。まず、トラブル発生時には特Pに連絡することで、すぐに対応してもらえるため、安心です。
さらに、特Pに登録する駐車場利用ユーザーは「対物賠償保険加入者」のみとなっているため、衝突などで設備や物品などに損傷があった場合は、全て補償される仕組みになっています。
特P(駐車検索サービス)
「特P」は、あなたの空き駐車場を有効活用できるサービスです。貸し出したい時間帯を設定し、求める料金を決めるだけで、利用者が予約をし、収益を生み出すことが可能です。全国のドライバーが駐車場を検索する中から、あなたの駐車場が選ばれやすくなるため、空き時間を有効に使って安定的な収入を得ることができます。手間なく、安心して資産を増やすチャンスです。
まとめ
特Pが副業におすすめな理由や収入目安、メリットとデメリットをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
登録はスマホやパソコンからのオンラインのみで完結して、貸出期間や料金設定が簡単にできます。立地が整っていなくてもその他の条件次第で稼げるかもしれないので、一度登録してみてはいかがでしょうか。