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ETCマイレージの車両変更方法とは?ポイントを失わない番号更新とトラブル回避術

新車購入やリース満了で車両を入れ替えると、ETC車載器番号が変わりポイント付与が止まるリスクがあります。本記事ではマイページだけで完結する車両変更手続きと、還元額・平日朝夕割引を確実に引き継ぐチェックポイントを詳しく解説。

読めばセットアップ証明書の受け取り方から初走行でのポイント確認まで、10分で実践できる手順がわかります。

 

車両変更時に押さえるETCマイレージの基本ルール

クルマを買い替える・リース車を返却するなど車両変更を行うと、ETC車載器が新しい番号に変わります。ETCマイレージでは車載器番号=ユーザー識別子としてポイント付与を行うため、番号が変わった瞬間に旧番号へのポイント加算されなくなります。

逆に言えば、納車当日にマイページで新番号へ更新さえすれば、現在のポイント残高も還元額も途切れることなく引き継げます。

 

更新前に走行してしまうと、走行履歴は残るがポイントはゼロという“空振り”が発生するので要注意。失効リスクをゼロに近づけるには〈1.セットアップ証明書を受け取ったその場で番号を撮影〉〈2.納車当日中にマイページで番号更新〉〈3.初回走行は5kmほどテストドライブし翌月20日の付与を確認〉という三段構えが鉄板です。

さらに、車載器番号を更新すると平日朝夕割引の“対象車載器”は自動で新番号に移行するが、月内に旧番号で貯めた走行回数は引き継がれない。

 

車両変更3か条
  • セットアップ証明書の番号を必ず撮影
  • 納車当日中に番号をオンライン更新
  • 初走行5kmで付与確認→循環再開

 

車載器番号が変わるとポイントはどうなる?

車載器番号が変わると、ポイント付与システムは「別人がETC決済した」と判断します。そのため、旧番号で溜まっていたポイント残高・還元額はID内に残るものの、新番号で走行した料金には1ポイントも加算されません。

この付与停止期間に走行した分を後から遡及付与してもらうことは基本的にできず、サポートへの問い合わせでも“失効扱い”となるのが実情です。付与停止を回避する最短手順は次の5ステップです。

  1. ディーラーで車両受け取り時にセットアップ証明書を受領
  2. スマホで証明書を撮影し番号の読み取りミスを防止
  3. マイページ→登録情報変更>車載器番号変更を開く
  4. 旧番号を選択し新番号19桁+車両番号下4桁を入力
  5. 登録完了メールを受信したらテスト走行でポイント付与を確認

 

タイミング 発生するリスク 推奨アクション
納車前 番号未取得 証明書発行予約を依頼
納車当日 付与停止 その場で番号更新
納車後1週間 数百pt失効 サポート不可

 

入力ミスが起きやすいポイント
  • 数字の0とアルファベットOを混同
  • 車両番号の全角入力でエラー
  • 証明書の控えを紛失し番号が不明

 

既存ポイント・還元額は新車に引き継げる?

安心してください。車載器番号を更新してもポイント残高と還元額はIDに紐づくため消えません。ただし注意点が二つあります。

第一に、更新手続きが完了する前に付与された還元額は「旧車載器の走行料金でのみ自動充当される」仕様のため、新車で走ると一時的に還元額が使われず残高が増え続けます。これはマイページで「還元額利用対象車載器」を新番号に変更すれば解決します。

 

第二に、平日朝夕割引や自動還元サービスの設定は番号更新でリセットされませんが、対象走行回数は車載器番号単位で管理されるため月途中の車両変更ではカウントが分断される可能性があります。通勤で割引をフル活用している人は、次の月初にあわせて車両変更すると無駄がありません。

  • ポイント残高:IDに残る→消失しない
  • 還元額:車載器リンクが切れる→新番号へ再設定必須
  • 平日朝夕割回数:番号ごとリセット→月初変更がお得

 

引き継ぎを確実にする設定
  • マイページ→平日朝夕割引照会で回数カウントを確認

 

オンライン完結!ETCマイレージ車両変更手続き手順

車両変更の手続きは「マイページで旧車載器番号を新番号へ置き換える」だけで完了します。店頭や郵送の書類は不要、パソコンはもちろんスマホのブラウザでも操作できるため、納車日にディーラーの駐車場でそのまま更新するオーナーも少なくありません。

必要なのはセットアップ証明書に記載された19桁の車載器番号(数字+アルファベット)と車両番号下4桁だけ。更新完了メールが届き、標準で翌日0:00までに新番号が有効化されるので、そのまま帰宅ルートを走るだけでポイントサイクルが再開します。

 

オンライン手続きには①ログイン情報の事前確認、②番号入力ミス防止、③初回走行での付与チェックの3つを押さえると失敗がありません。

オンライン変更前チェック3項目
  • マイページID・パスワードをパスワードマネージャーに保存済み
  • セットアップ証明書をスマホで撮影しO/0の誤読を防止
  • 更新後24時間以内に5km以上走り、翌月20日に付与確認

 

マイページで車載器番号を更新するステップバイステップ

オンライン更新は最短5分で終わりますが、入力ミスがあるとポイントが付かずサポートに連絡しても遡及付与は受けられません。以下の手順を参考に、確実に番号を置き換えましょう。

  1. スマホから「https://www.smile-etc.jp/」を開き、マイレージID・パスワードでログイン。
  2. メニュー「登録情報変更」→「車載器番号変更」をタップ。
  3. 旧番号が表示されるので対象カードを選び「変更」ボタンを押下。
  4. セットアップ証明書の車載器番号19桁を半角で入力。数字0とアルファベットOを確認。
  5. 車両番号下4桁(ナンバー)を入力→確認画面で旧→新番号を比較。
  6. 問題なければ「登録する」をタップ。30秒ほどで完了メールが届く。

 

ステップ 操作時間 エラー防止ポイント
ログイン 1分 生体認証をONにし再入力を省略
番号入力 2分 証明書を拡大表示し桁抜け確認
確認・登録 1分 旧番号と1桁でも違えばキャンセル

 

更新直後にやりがちなミス
  • 還元額利用設定を旧車載器のまま放置→新車で還元額が使えない
  • 平日朝夕割引回数をリセットし忘れ月末に割引不足
  • 複数カードのうち1枚だけ番号変更→ポイント分散

 

ディーラー・用品店でセットアップ証明書を受け取る方法

車載器番号はディーラーやカー用品店が発行する「セットアップ証明書」にしか記載されません。証明書が手元にないとオンライン更新ができず、ポイントが空振りする期間が発生してしまいます。

納車当日の受け取り漏れを防ぐには、以下の手順をあらかじめ販売店に伝えておくとスムーズです。

  1. 車両契約時に「ETCセットアップ証明書を納車時に必ず発行してください」と依頼。
  2. 納車前日に販売店から「セットアップ完了」の連絡を受けたら、車載器番号19桁をメール送付してもらう。(書類紛失リスクを低減)
  3. 納車当日、紙のセットアップ証明書を受領し、受領サインの前に番号をスマホで撮影。
  4. 証明書はダッシュボードではなく自宅の車検証ファイルに保存し、万一の再登録に備える。

 

証明書受け取りチェックリスト
  • 車載器管理番号19桁+発行年月日+販売店情報が印字されているか
  • 車検証に記載の車両番号と証明書の車両番号が一致しているか
  • 「再セットアップ禁止」スタンプの有無を確認(中古車で必要)

 

受け取り場所 メリット 注意点
正規ディーラー 書類不備が少なく即日発行 再発行は店舗へ出向く必要
カー用品店 即日セットアップ+証明書発行 閉店時間が早い場合あり
ガソリンスタンド 24時間営業店もあり急ぎに便利 証明書発行手数料が割高

 

証明書紛失時の対処法
  • 発行店に連絡し再セットアップ証明書を再発行(有料1,100円~3,300円前後)
  • ETC本体シリアルから番号抽出も可能だが工賃+数日要する
  • 中古車購入時は前オーナーの番号が残っていないか必ず確認

 

変更後のトラブルを防ぐチェックリスト

車載器番号を更新したら「ポイントが付かない」「還元額が引かれない」など細かなトラブルが後から発覚しがちです。原因の8割は“確認不足”なので、納車当日から翌月20日の付与確認までをタイムライン化したチェックリストを用意しました。

これをスマホのメモやGoogleタスクにコピペしておけば、項目を順番に潰すだけでポイント循環を止めずに済みます。

タイミング 必須チェック
納車前 セットアップ証明書の発行予約/マイページID・PW確認
納車当日 車載器番号撮影→マイページ更新→還元額利用対象を新番号に切替
初走行直後 利用照会サービスで走行履歴を表示し「新番号」で記録されているか確認
翌月20日 ポイント付与メールの有無/付与ポイントと料金の整合性
月末 平日朝夕割引の回数と還元額を照会→旧番号分断がないか確認

 

要するに3クリックでOK!
  • 車載器番号変更
  • 還元額利用設定
  • 初走行後の利用照会チェック

 

初走行でポイント付与を確認するスマートな方法

更新手続き後に必ず行いたいのが「ポイント付与確認テスト」です。最も確実なのは、新車で5km程度の短距離を走り、翌月20日に付与の有無をチェックする方法ですが、それでは1か月不安が残ります。そこで次の“即日ダブルチェック”をおすすめします。

まず走行後30分〜1時間でETC利用照会サービスを開き、走行明細が新しい車載器番号で記録されているか確認します。利用照会に反映されていれば、マイレージ側にもデータが届いている証拠。

 

次にマイページで「ポイント照会」→「最新ポイント(速報値)」をクリックすると、走行翌日に暫定ポイントが上がることがあるため、翌日夜にチェックすることで早期に安心できます。

  1. 更新完了メールを受信したら最寄りICを往復(5〜10km)
  2. 帰宅後1時間以内に利用照会で走行明細を表示→新番号で記録を確認
  3. 翌日夜、マイページ「ポイント速報値」で加算予定ptを確認
  4. 翌月20日に正式ポイント付与があるかメールで最終確認

 

リアルタイム確認に便利な設定
  • 利用照会サービスの「新着走行通知メール」をON
  • マイページの残高通知を“毎日”配信に一時変更
付与確認でのNG行動
  • 長距離を走ってしまいポイントゼロが大量発生→原因特定が困難
  • 還元額で全額支払うルートを選択→新番号でもポイントが付かない

 

平日朝夕割引・カード追加設定を再確認するポイント

車載器番号を変えると、平日朝夕割引の「回数カウント」がリセットされる点を見落としがちです。割引判定は車載器番号単位で行われるため、月途中で変更すると旧番号で稼いだ通勤回数が無駄になり、翌月まで割引が適用されなくなります。

また家族カードや法人カードを同一IDで合算している場合、新車載器番号を全カード分に紐づけ直さないとポイントが分散します。下記の再確認リストを車両変更後に必ず実行してください。

  • マイページ→平日朝夕割引照会で「対象車載器」が新番号になっているか
  • 同居家族カード3枚までを同IDに追加登録→番号も全て新車載器に変更
  • 自動還元設定がOFFになっていないか(稀にリセットされる事例あり)

 

チェック項目 場所 再設定方法
朝夕割対象車載器 平日朝夕割引照会 プルダウンで新番号を選択→保存
家族カード紐づけ ETCカード情報変更 各カードで車載器番号を入力
自動還元ON/OFF ポイント設定 チェックボックスをON→確認

 

月初変更がベストな理由
  • 平日朝夕割引カウントがゼロから始まるため無駄がない
  • 前月までの割引還元額が確定しているため比較しやすい
再確認を怠ると…
  • 平日30回走っても割引ゼロ→約1万円損失
  • ポイントが2枚のカードに分散→5,000ptラインが遠のく

 

よくあるQ&Aと失敗例で学ぶ注意点

車載器番号の更新は一度きりの作業と思われがちですが、実際には「入力ミスでポイントが付かない」「旧車に残った還元額を消費し忘れる」など細かい落とし穴が散在します。

ここでは問い合わせが多い順にQ&A形式で整理し、実際に損失が発生したユーザーの失敗談も交えて解説します。失敗例を事前に知っておくと、同じシチュエーションに遭遇したとき即座に対処できるため、結果的にポイントロスや時間的コストを最小化できます。

よくある質問 簡潔な回答
番号更新後すぐ走行したがポイントゼロ 利用照会で走行データの有無を確認→あれば翌月20日付与予定、なければ番号入力ミス
旧車に残った還元額は使える? マイページで「還元額利用設定」を新車載器に切替えれば引き継ぎOK
平日朝夕割引の回数がリセットされた 車載器番号単位でカウントされるため仕様。月初変更がベター

 

実録!こうすれば防げた失敗例
  • 証明書を紛失し番号が不明→再セットアップ費用3,300円が発生
  • 旧車を下取り前に番号更新→下取り店の試走でポイントが他人に加算された
  • 法人車両を月末変更→半月分の平日朝夕割引が無効になり約5,000円損失

 

ポイント付与漏れが起きたときの問い合わせフロー

「車載器番号も合っているのにポイントが付かない」――そんなときは慌ててコールセンターへ電話する前に、次の3ステップで原因を切り分けると解決が早くなります。

  1. 利用照会サービスで走行明細を確認
    • 走行日時と料金が正しく記録されていない場合→ETCカードのIC不良やアンテナ接続不具合が濃厚。
  2. マイページ「ポイント速報値」をチェック
    • 走行翌日に暫定ポイントが上がらない→車載器番号とカードの紐づけミス。
  3. ETCマイレージ事務局に問い合わせ
    • 照会番号(利用照会CSVの走行ID)とカード番号下4桁を用意し、公式サイトの「お問い合わせフォーム」へ送信。電話より進捗確認が簡単です。

 

問い合わせ前に準備する3点セット
  • 走行明細CSV(日時・IC・料金が載ったもの)
  • マイレージIDと車載器番号(新旧両方)
  • 付与漏れだと判断した根拠(例:同様ルートで通常○pt付与)
サポートで多い却下理由
  • 還元額で全額支払った走行は付与対象外
  • 問い合わせ時点で車載器番号未更新
  • 付与反映日(翌月20日)を待たずに連絡

 

旧車を家族に譲渡する際のID分離と再登録手順

旧車を家族に譲渡するケースでは、ポイントを合算したままにするか、IDを分離して独立運用に切り替えるかで手順が異なります。以下に「旧車→家族へ譲渡」「自分→新車購入」の代表的なパターンを整理しました。

選択肢 メリット デメリット
①同一IDで運用継続 家族の走行分もポイント合算で5,000pt到達が早い 家計の区別がつきにくい/確定申告で按分が必要
②IDを分離し再登録 個人別にポイント管理が明確 旧車側は0からポイント貯蓄。還元額は引き継げない

 

ID分離を選ぶ場合は、旧車の車載器番号をマイページで削除→家族が新規IDを発行→旧車載器番号をそちらへ登録、という手順になります。

削除直後は90日間同一カードを再登録できない制限があるため、譲渡前にポイントを使い切り、引き継ぎ用の家族IDを先に作成しておくとスムーズです。

 

ID分離・再登録の手順
  • 旧IDで還元額を0円にする(残高充当)
  • マイページ→車載器番号削除→メール確認
  • 家族が新ID取得→車載器番号登録→確認走行
譲渡時の注意点
  • 名義変更後、保険会社へETC割引車両変更を届け出て保険料を最適化
  • 平日朝夕割引回数はリセットされるので、月初の譲渡が有利
  • 旧車を売却する場合、業者のテスト走行でポイントが付く前に番号削除

 

まとめ

ETCマイレージの車両変更は「新車載器番号をマイページで更新→初走行で付与確認」の2ステップで完了します。

既存ポイントと還元額はそのまま引き継げるため、失効を防ぐカギは“番号更新を納車当日に済ませる”こと。平日朝夕割引とカード追加設定も再確認し、家族や法人カードを含めたポイント循環を止めない運用を心がけましょう。